家族と厄災

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家族と厄災

  • 著者名:信田さよ子【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 生きのびるブックス株式会社(2023/09発売)
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  • ISBN:9784910790114

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内容説明

非常事態の水面下で起きていたこととは。未来の危機において起こりうることとは。

パンデミックは、見えなかった、見ないようにしていた問題を明るみにした。
家族で最も弱い立場に置かれた女性たちは、どのように生きのびようとしたのか。
家族問題に長年たずさわる臨床心理士が、その手さぐりと再生の軌跡を見つめた。社会の変化を視野に入れ、危機の時代の家族のありようを鮮烈に描写したエッセイ。

【著者】
信田さよ子
公認心理師、臨床心理士、原宿カウンセリングセンター顧問、日本公認心理師協会会長。1946年生まれ。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年原宿カウンセリングセンター設立。アルコール依存症、摂食障害、ひきこもりに悩む人やその家族、DV、児童虐待、性暴力、各種ハラスメントの加害者・被害者へのカウンセリングを行ってきた。著書に『母が重くてたまらない』『さよなら、お母さん』『アダルト・チルドレン』『家族と国家は共謀する』『タフ・ラブ』『共依存』他。

目次

まえがき
第1章 KSという暗号
第2章 飛んで行ってしまった心
第3章 うしろ向きであることの意味
第4章 マスクを拒否する母
第5章 親を許せという大合唱
第6章 母への罪悪感はなぜ生まれるのか
第7章 「君を尊重するよ(正しいのはいつも俺だけど)」
第8章 私の体と母の体
第9章 語りつづけることの意味
第10章 むき出しのまま社会と対峙する時代
第11章 慣性の法則と変化の相克 ――一蓮托生を強いられる家族
第12章 現実という名の太巻きをパクっとひと口で食べる
あとがき――忘れないために、そして未来のために
主要参考資料一覧

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