内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
謎の美女モーティシア、夫ゴメス、長男パグズリー、長女ウェンズデーたち、朽ち果てた屋敷に住むアダムス一家。映画・アニメ・ドラマ化もされた原作1コマ漫画を完全集成。カラー画多数、詳細な解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
77
映画やドラマ、アニメにもなっているそうだが私はそれらを見たことがない。かなり以前、文春文庫ビジュアル版の「漫画読本」傑作選で少しだけアダムス・ファミリーの漫画が収録されていて、雰囲気のある良い漫画だな、と思ったのが最初。もっと読みたいと思っていたので、全集としてたっぷり読めて嬉しい。不気味ながらも愛すべき登場人物や背景の陰鬱な雰囲気など、実に味わい深い。作品としても毒や怪奇性が強い。キャラでは少年パグスリーが好きかな。子供ならではの邪悪さがあって。意図のわからない作品もあったけど、読み直して勘を磨きます。2023/08/10
keroppi
77
【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の二・洋編〉怪談というより楽しいお化け一家。私にとっては1960年代に放送されたTVドラマ「アダムスのお化け一家」が懐かしい。いわゆる普通の家庭をお化けに反転させ、そこから普通と違う行動により滑稽さが生まれる。それぞれのキャラクターの解説もあり楽しい。文庫本では、細かいところが見えづらく、大判の本で読みたくなった。ただ、現実に笑えない一家の事件もあり、こちらの方が恐怖だ。2023/07/28
藤月はな(灯れ松明の火)
62
一人暮らしをしていた時に鶴舞図書館でこの本を見かけた事がある。しかし、当時は映画『アダムス・ファミリー』も観ておらず、スルー。後に映画を観るもこの本は手に入らず、後悔したほろ苦い思い出があります。その時の未練が遂に果たされたッ・・・!一コマ漫画の中にアダムス・ファミリー特有のブラックユーモアと家族愛が凝縮されているのが愉しい。映画にも登場した要素が入っているのでニヤリとしてしまう。個人的なお気に入りはパグズリー&ウェンズデーによる「アモンティラードの樽」ごっこである。そしてハンド君の元ネタに仰天。2023/07/02
Roko
31
東京12チャンネル(現・テレビ東京)で「アダムズのお化け一家」(原題 THE ADDAMS FAMILY)を放映していました。ブラックな家族なんですけど、妙に家族仲が良くて、特にお父さんがお母さんのことを深く愛している感じがとっても印象的でした。その後「アダムスファミリー」として何度か映画化もされました。こういう感じを好きな人が結構いるんです。登場人物は大勢いますけど、やっぱりお母さんのモーティシアが一番気になります。体にぴったりした黒いドレス、長い黒髪、ステキだわぁ。2024/08/30
花乃雪音
23
日本では1990年代に世間の認知度を高めた映画シリーズの原作1コマ漫画。原作は全く知らなかったので一番驚いたのがウェンズデーのビジュアルだった。母親似といえばそうだが映画あるいはネットフリックスドラマのイメージが強かったので原作はこうだったんだと思ってしまった。二番目に驚いたのがハンド。ビジュアルの違いもだが名前がThe Thing、ハンドはHANDじゃなかった。映画1作目の冒頭シーンは原作に準拠したものであった。1コマ漫画の映像化に無駄な足し算をしない良いシーンであることがわかった。2023/07/24
-
- 電子書籍
- 冷酷騎士の溺愛指導 -10年分の甘い愛…
-
- 電子書籍
- デブとラブと過ちと! 55
-
- 電子書籍
- 時そば 料理人季蔵捕物控 時代小説文庫
-
- 電子書籍
- さんきゃくイーゼル(分冊版) 【第6話】
-
- 電子書籍
- 素浪人暗殺剣(分冊版) 【第8話】