意味変語彙力帳

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意味変語彙力帳

  • ISBN:9784862809186

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内容説明

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言葉の「変化した意味」を知って、部下・上司とのコミュニケーションをスムーズに!

自分とは違う世代の人、上司や部下とコミュニケーションを取ろうとして、どういうわけか言葉がうまく通じないなと感じたことはありませんか?
それはもしかすると、時代とともに言葉が変化しているからかもしれません。

例えば「煮詰まる」という言葉、あなたは次のどちらの意味で使用していますか?
・議論が行き詰まってしまって、もうこれ以上新たな展開が望めない状態
・議論・相談などが十分になされて、結論の出る状態
(「意味変(変化した意味)」なのか「本意味(本来の意味)」なのか、本書で確認してみてください!)

そのほかにも、「『触り』の部分」や「穿った見方」など、本来の意味から変化して定着している言葉は、あなたが思っている以上に数多くあります。
とはいえ、言葉は変化するものです。変化した意味を「誤用」と決めつけるのは、もっとコミュニケーションを取りづらくしてしまいかねません。

そこで本書では、世代によって意味の理解が違う言葉を、日常語の中から厳選。「本来の意味」と「変化した意味」との違いを、シュールなマンガとともに解説しています。
本書を読めば、自分が認識していた意味は“どちら”だったのかを知ることも、部下や上司がどのような意図で使用していたのかを知ることもできます。
これであなたのコミュニケーションは、もっとスムーズになるはず!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

48
【言葉は常に変化するもの。その変化の実態を知れば、世代間のギャップを埋めることができるかも】世代によって意味の理解が違う言葉を、日常語の中から厳選。言葉の両面(「本来の意味」と「変化した意味」)を、マンガや用例を使ってわかりやすく解説。<言葉にとって最も大事なこととは、その意味や使い方が正しいかどうかはもちろんですが、それよりも、言葉のことを深く知り、自分の気持ちを相手にうまく伝えられるかどうかだ/言葉がどのように変化したのか、それが世代間でどのように受け止められているかを、まず理解する必要がある>と。⇒2024/04/17

いぼいのしし

30
う〜ん。へ~本来はそんな意味だったんだ!というのを期待して読んだけれど、思ったより本当の意味で使っているものが多くてちょっとガッカリしてしまった。2024/04/04

コニコ@共楽

13
著者の神永氏は、長年、国語辞典の編纂に携わってきた方。言葉を生き物として考え、いまの使い方を誤用だと声高にいわず、何とも寛容に「言葉の変遷」と捉えているのが嬉しい。私も学ぶことが大いにあった。たとえば、「初老」という言葉。かつては、40歳ぐらいの人のことだったが、 寿命が長くなった現代では、「初老」が当てはまるのは60歳ぐらいからと考える人が多くなっているらしい。40歳で初老とは、思わないものねぇ。それと、「伝家の宝刀」をずっと「天下の宝刀」が正しいと思っていた。2023/10/30

さけ!

3
☆☆☆ 結構間違えて覚えてた……。「浮き足立つ」「檄を飛ばす」「姑息」「触り」「敷居が高い」「潮時」「憮然」あたりが特にびっくりした。意味が真逆なのもあって、今後正しい意味で使ったら、「は?」ってなりそうだな〜2024/06/01

iqo720

3
地味に面白い。漫画がくせになる。勘違いしていた言葉や曖昧だった言葉も多かった。プチ解説と漫画のおかげで理解が深まったので気をつけていきたい。河童の川流れ他、こんな言葉も意味変しているのか?と驚きも多い。言葉はいきものなのだと実感する。2023/10/01

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