集英社文庫<br> 花の十郎太

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集英社文庫
花の十郎太

  • 著者名:柴田錬三郎【著】
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • 集英社(2023/09発売)
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  • ISBN:9784087445435

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内容説明

時は戦国。春たけなわの合戦日和。大身の槍で花舞う如く敵を薙ぎ払う無双の偉丈夫、修羅十郎太。唯一の憂いは顔の中央に鎮座する巨大な鼻。父亡き後、故郷の飛騨を離れ、命を捧げるに足る君主を求め流浪の旅を続けていたが、偶然救った少女・由香里に心奪われ、叶わぬ恋に身を焦がす。そしてその強さ故、乱世の様様な思惑に巻き込まれ……。名作古典戯曲〈シラノ・ド・ベルジュラック〉を翻案してシバレンが描く、粋で儚い究極の戦国物語を綴った痛快時代小説が電子版で登場!

目次

美女をもとめて
宿縁
湖賊
別れの門

落城
人と人と
悪僧兵
男子の泪
能面
軍用金
夢をこわさず
戦国心中
八荒竜鬼隊
放浪問答
陣場女郎
奇襲陣
再会
死地命令
多芸御所最期
明智光秀
花ひらく美女
伊賀の上忍
信長残忍
於風
決闘廓
その宵
花の宴
槍の舞い
酒乱天狗
遊女歌舞伎
鼻づくし
去来の道
恋狂い
好餌
絶望の夜
猿丸報告
槍試合
時は今
敵は本能寺
火焔の中
天下の形勢
槍手柄

恋文
月見砦
死の酒宴
女郎争い
十六夜月の下で
人それぞれ
生死の間
血路
慟哭
流れる歳月
落人再会
啼け、ほととぎす
散る花のように

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2023年6月初版。初出「週刊明星」1970年6月20日号~72年7月23日号。本作品は1972年8月に集英社より刊行され、1986年12月に文庫化されたものを再編集したもの。凄く久し振りの【シバレン】。『修羅十郎太』=『武士(男)の美学』!2023/08/12

オーラロード

1
花の慶次みたいな花の十郎太、主人公は一途で頑固な性格の持ち主、めちゃくちゃ面白かった。柴田錬三郎さんの作品は、やはり良い。2023/09/05

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