面白くて眠れなくなる日本語学

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面白くて眠れなくなる日本語学

  • 著者名:山口謠司
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2023/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569852836

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内容説明

現代日本語は人工的に作らざるを得なかった? 「にゃー」「パワー」などに使われる「ー」の記号(長音符)が出来たのはいつ? 係り結びの「発見」? ……シリーズ累計70万部突破! 身近なのに意外に知らない、知ればとっても役に立つ奥深い日本語の世界を巡る一冊。 ●「ん」には少なくとも16種類の発音がある ●絵文字は平安時代から使われていた ●お経は「おきょう」、経済は「けいざい」の理由 ●漢字をローマ字に変えてしまえ! ●「ら抜き」は「ことばの乱れ」か? ●時制はAIには難しい ●日本語はなぜ主語があいまいなの? ●イギリスに伝わった最初の日本語 ●百人一首が全国に広がったわけ ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

15
なかなか面白い本でした。言葉は世につれて変遷していくということは知っていましたが、ここまで変化するとは驚き。江戸時代以前は「ハヒフヘホ」は「パピプペポ」と発音されていたなんて知りませんでした。それぞれの項目は面白そうな事柄を簡単に記述していますが、もう少し深堀りしても良かったんじゃないかな。興味ある人は専門書を読めという事か。一読に値する本だと思いました。2023/02/16

ヨハネス

10
本当に面白い。国語が好きな人なら必ず引き込まれるだろう。あたしも文学には興味がないが国語が大好きなのでぴったりだった。本居宣長も「係り結び」など文法が気になって仕方ないので古代人の思考にまで気づいた。ということに気づいた著者もすごいと、素直に思う。士農工商等職業ごとに言葉が通じないほど違いがあったので、現代日本語(標準語)は人工的に作る必要があったと知り唸った。2023/03/18

Tomonori Yonezawa

4
県立図書館▼2023.2/9 一版1刷▼4part205頁、話し言葉、多言語との交流、(後述)、日本語の広がり▼日本語のトリビア本。part3「日本語を調べ、作ってきた人たち」の前半、本居宣長関連の話は知らなかったこともあって、かなり面白く感じた。後半の明治期の話は何年か前、上田万年の本が立て続けに出て読んでたのでイマイチ。▼全体通してはやや薄味かな?タイトルの「面白くて眠れない〜」シリーズがこういう面白いがやや薄味って特徴なのかな?▼本居宣長の研究内容の話をもっと読みたくなりました。2023/12/24

ゆり

4
普段何気なく使っている日本語に対して、「こんな視点がある」と教えてくれるような本。ただしそれぞれの視点について本書の中で深く掘り下げてくれるわけではないので、気になる人は自分で調べていく必要がある。サンプルとして上澄みだけをたくさん見せてくれてる感じ。(中断🙏💦)2023/02/11

なつみかん

1
江戸時代は身分(士農工商)や藩でお互い意思疎通できないほど語彙や発音が異なっていて、明治時代に近代国家としての共通語が必要になったとき、漢字もめんどくさいしいっそのこと英語にしない?と初代文部大臣森有礼が外人コンサルタントに相談したんだって、流石にやめとけと言われたようだが。上野動物園にキリンを迎えたいが、高価なため、日本にない動物のコアラやチンパンジーのように英語名のジラフたど予算が通らんから、伝説の動物の麒麟を連れてくるわと予算をゲット。とか確かにオモロイ。2023/08/20

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