内容説明
己のコンプレックスこそ人生の武器になる! 南海キャンディーズ山里亮太とオードリー若林正恭による伝説の漫才ユニット「たりないふたり」の仕掛け人が、コンビの「じゃない方」として燻っていた二人との出会いからユニット結成、そして動画配信史上最多の5万5000人が視聴した解散ライブまでの12年間のすべてを生々しく描く! 演出家として誰もが知るほどの大ヒットを飛ばしたわけでもない。会社員として仕事術を語れるほどの成果を上げたわけでもない。キャリアは山あり、谷あり。圧倒的に、谷多めで深め。お笑いとテレビとライブの波間で必死にもがくテレビ局員の姿は、会社や学校、家庭で上手に生きられない「たりない」あなたの胸に突き刺さる! ブレイク前の人気お笑い芸人たちとの知られざるエピソードのほか、山里亮太、若林正恭とのスペシャル対談も必読。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
68
Kindle。たりないふたりの舞台裏については出演者の方々のラジオや本で少しづつ知ることができるものの、仕掛け人である安島さんの口から聞くことは無かったので貴重なコメントが読める一冊。いつか何らかの形で復活する日を願う。2023/10/27
緋莢
11
<いい大人なんだから、二人でもう少し話を進めろ!せめて目を合わせてくれ!と心の中でぼやくも、あ、横並びで座っているのは、お互い目を合わせるのが辛かったからか…と気づいた。なるほど、この二人は似ているなあと思い、なんなら愛おしさすら覚えた。そしてこれが、こうして二人を会わせた理由だったなあ…とも思い返した。> 南海キャンディーズ・山里亮太。オードリー・若林正恭。「たりないふたり」というユニット結成のきっかけを作り ライブ、TV番組を制作した日本テレビ社員の書いた本(続く2025/07/13
YUKA
4
芸人さんたちと、一緒に歩む方たちとの熱い想いを感じた。 「たりないふたり」は見ていなかったのだが(見ればよかった!!)「カレーライス」のときのラジオはたまたま聴いた。 あのときの山ちゃんの暗い声からの、若林さんが来たときの驚きと嬉しさが混じった声。 2人の間に熱いドラマがあったからなんだな。 まさに「たりない」私だから彼らに共感できたが、同世代の私には彼らのように熱くなれるものがないな、とも思った。 私もいつか、たりないことを前向きに捉えられるようになるだろうか。 2024/09/30
やまけん
4
とても面白かった! テレビ局で働く毎日“たりなさ”にもがく著者と2人の芸人の半生を描いた内容。 部内での雰囲気やテレビ業界、日常での違和感を抱えて、仕事での失敗挫折を繰り返しながらも自分が考えたい課題に真剣に向き合ってる様子が読んでる側にも伝わるほど“情熱”がありました。 “今はいつも明日へのフリ”、“今のしんどい状況は考え方次第で面白い明日につながる”という考え方には、綺麗事だと思いながらもやっぱりそうするしかないよなって思える説得力がありました。2023/09/29
a.i
4
★★★★今日は久々にゆっくりできる休日だったので、3冊読めた。これも一気読み。たりふたファンとしてはたまらない。30前後のしんどかった時期、安島さんが関わった番組やライブに支えられてきたので、胸が熱くなった。2023/09/17
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