内容説明
若手経営者層の結社である青年会議所への調査研究をもとに、「市民」としての地域の経済リーダーたちによる自発的結社の成立とその社会的機能について分析し、市民社会論における分析枠組みの更新と理論的精緻化について解説した一冊である。
目次
第 1 章 市民的参加の研究としての理論的射程と問題設定
第 2 章 調査データと方法
第 3 章 日本青年会議所の展開とその諸特性─ 海外との比較を交えて─
第 4 章 青年会議所の組織構造と社会関係
第 5 章 地域社会と青年会議所 ─ 地域行事への関与事例から ─
第 6 章 メンバーシップから見る経営者の市民キャリアとライフヒストリー
終 章