内容説明
気難しいヒキガエルのオットーの死体が発見される。地元紙記者のキツネ、ヴェラは、ヒグマの警察副署長オーヴィルと事件を追うが
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
65
アニマルタウン連続殺動物事件発生(村だけど)。擬人化な動物達が平和で暮らす村で偏屈ガエルなオットーが殺される。キツネの新聞記者、ヴェラは記事のため事件を追うのだが・・・。動物じゃなくて人間でも通用するだろ。とは言わない方がいいかも。読みやすく、何処かまったりしてるけど、なかなか個性の強いキャラ達のコージーミステリ。ついセント・メアリ・ミード思い出す(いや、葉崎市も連想したけど悪意はあまりないので)。2024/02/13
み
20
ジャケと設定が上手いですね、手にせずにはいられない。読んでるうちに、動物種は脳内でヒトに変換され…、お話しはコージーらしいお話で、何となく読了。2023/11/25
か
19
寓話ミステリー。森のあらゆる生き物たちが一緒に暮らす文明社会の小さな村。ハチドリが嫌われ者のヒキガエルの刺殺体を発見する。狐の記者ヴェラは捜査することに。検視の結果、毒殺だと分かり謎が深まる。梟が教授で熊が警察と分かりやすいのもあるが、何が誰なのか覚えるのが大変。第三次ワニ戦争とか蜂蜜の闇取引とか擬人化した動物たちの世界観にどっぷりひたれる。話は結構残酷だったが、熊とのロマンスの始まりが微笑ましい。これはコージーなのかな。2023/09/11
うさぎ
18
キツネにクマにカエルにビーバー…色んな動物たちが擬人化され小さな街で暮らす世界観はまるでディズニー映画のズートピアみたい❕この世界観のおかげでずっと可愛い。アニメーションを見ているような気分で楽しめました。内容は王道ミステリだった。2023/09/21
グラコロ
17
今年初っぱなから風邪で調子がイマイチなわたしのようなひとにオススメ。ピクサーが映画化しそう。観ないけど。2025/01/09
-
- 電子書籍
- ヒトはこうして増えてきた―20万年の人…