祥伝社新書<br> 天下人の軍事革新

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祥伝社新書
天下人の軍事革新

  • 著者名:本郷和人
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 祥伝社(2023/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396116743

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内容説明

戦国時代を終わらせた軍事革新とは?群雄割拠の戦国時代、並み居る武将たちを従え、天下統一を成し遂げた織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。彼ら天下人は、いかにして軍事的・政治的勝利を収めるに至ったのか。本書は、3人が成し遂げた軍事革新を明らかにして、戦争と統治の本質に迫るものである。具体的には、織田軍の革新性、長篠の戦いで鉄砲よりも注目すべきこと、秀吉の奇策や大軍移動を可能にしたシステム、なぜ秀吉はデスクワークを重んじたのか、家康の性欲を減退させるほど苦しめた武将とは、家康の幕府防衛構想……など。戦国時代はどのように推移し、終焉したのか。その答えがここにある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つわぶき

5
戦国の三英傑の軍事行動が以前のものとどの様に異なっていたかを解説する本。日本戦史において、火力と障害の連携や大規模な兵站組織の誕生等が発生したのもこの時代であり、そこには鉄砲伝来の影響の大きさも窺い知れる(ヨーロッパでも火器の出現によって大量動員の必要性が向上し、やがて近世の集権国家が誕生した経緯も思い出しつつ。)。また、戦術次元で考えると、豊臣秀吉による、大規模兵力の集中的かつ迅速な機動による主動性の獲得には目を見張るものがある(当時からすれば異次元だろう。)。現代にも通底する軍事的教訓の存在を感じた。2023/06/13

オールド・ボリシェビク

5
本郷さん、本当によくこれだけの本を出せるな。本業の方は大丈夫かよって、余計な心配をしてしまうが、一般の、歴史好きな読者にこのような本を提供し続けることは大切だとも思う。信長、秀吉、家康。この3人の比較などという本はそれこそ山のように出ているが、ここでは「軍事思想」的な側面から、どこに革新性があり、何故に勝ち抜くことができたのかをたどることに新味がある。通説への異議申し立てなどもあって面白く読んだ。2023/03/29

すうさん

3
大河ドラマ「どうする家康」にあやかって出したのだろう。武将が軍事行動をするとは、企業経営者が組織運営をすることと同じ。それは「ヒト・モノ・カネ」の面で読み解ける。時代を先取りしたり、時代をうまく利用したりと彼ら独特の性格は行動にも大きく影響した。もしも自分が彼らだったり、彼らのライバルだったり、彼らの部下だったりと想像してみると経営判断の良い材料になる。戦国乱世を切り開き、時代の頂点に立って動かし、安定後も未来へ向けてどのように策を講じてきたかを知ると事業の盛衰を見るようだ。経営者には一読を薦める。2023/05/19

はる

1
信長、秀吉、家康の軍なるほどと思いました。2023/05/25

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