スターリンの極東戦略 1941-1950 - インテリジェンスと安全保障認識

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スターリンの極東戦略 1941-1950 - インテリジェンスと安全保障認識

  • 著者名:河西陽平【著】
  • 価格 ¥4,950(本体¥4,500)
  • 慶應義塾大学出版会(2023/10発売)
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  • ISBN:9784766429114

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内容説明

スターリン率いるソ連は、極東情勢の変容をどのように認識し、いかなる軍事・外交戦略を採用するに至ったのか。
独ソ戦開戦時から冷戦開始後、朝鮮戦争とのかかわりまでを、ゾルゲたち諜報員によるインテリジェンスの役割を含め、豊富な一次史料から読みとく試み。

目次

序 章 スターリンと「東方」の脅威
第一章 独ソ開戦とソ連の対日情勢認識――1941年
第二章 ソ連の対日軍事戦略と諜報――1941年秋―1942年春
第三章 ソ連の対日情勢認識と戦争準備――1942―1943年
第四章 中ソ条約締結交渉の再検討と極東におけるソ連の安全保障
第五章 スターリンの地政学的関心と朝鮮半島
第六章 スターリン・毛沢東と東アジアにおける革命運動の「責任範囲」
第七章 朝鮮戦争開戦要因としての中ソ友好同盟相互援助条約
第八章 開戦への道のり
終 章 クレムリン随一の現実主義者(リアリスト)?
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッキー提督

4
前半の対日政策は主にインテリジェンス分野の、後半のアメリカに備えた対中外交は外交分野の史料を用いて、スターリンの極東戦略を描き出す一冊。この方面において非常に高い警戒心を持ちつつ、可能な限り自国の安全保障と負担の軽減を追求する、合理主義的なスターリン像が描かれている。2023/08/22

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