すてるデザイン - 持続可能な社会をつくるアイデア

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すてるデザイン - 持続可能な社会をつくるアイデア

  • ISBN:9784756257642

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内容説明

ものづくりに携わるすべての企業・クリエイター必携の書
「すてるデザイン」とは、“つくる”ことで産業を支えてきたこれまでのデザインから、“すてる”を考えることで社会や産業を支えていくデザインへシフトすることを示した言葉です。

本書では、「ゴミ問題をどうデザインすべきなのか?」をテーマに、企業・団体・デザイナー等による最先端の取り組み事例を発想・プロセスから紹介します。廃棄を前提としない製品やシステム・サービスといったサーキュラーエコノミーについて、デザインの視点からビジュアルでわかりやすく解説しています。
ものづくりに携わるすべての企業・クリエイター必携の、新しい生活、環境、経済に役立つサステナブルデザイン事例集です。

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

著者:永井一史+多摩美術大学 すてるデザインプロジェクト
永井一史:アートディレクター/クリエイティブディレクター
多摩美術大学教授
株式会社HAKUHODO DESIGN代表取締役社長
多摩美術大学卒業後、博報堂に入社。2003年、デザインによるブランディングの会社HAKUHODO DESIGNを設立。2014年より多摩美術大学 統合デザイン学科教授。統合デザイン学科では、これまでのデザインの領域区分を取り払い、諸領域を横断した新しいデザイン教育を行なっている。著書に『博報堂デザインのブランディング』『これからのデザイン経営』など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

46
いくつもある「Re」。3Rがよく目にするが、それだけはない。たくさんの「Re」がある。自分の中で、一番、残ったのが「ReThink」・・・そう、考え直す・考え続けること。それこそ、まさにデザインそのもの。それを表現する手段の一つとして、狭い意味のデザインがある。2024/05/28

Roko

39
ゴミを減らそう、できればゴミにしない生活をしようとする人が増えてきました。余計な包装はしない。必要な分だけ買う。それだけでもかなり違うはずです。ゴミではなく資源として使うために、捨てる時に分別しやすくデザインする、ペットボトルの上につけているラベルのような無駄なものを失くすというのも、大事なアクションです。食べ物は廃棄しなくてすむように早めに食べ切ろう、新しく物を買う前にそれって本当に必要?と考えることも忘れずにね。#すてるデザイン #NetGalleyJP2023/08/08

きゅー

11
SDGsな社会のために”すてる”を考えるソーシャルデザイン集。ゴミを出さないスーパーマーケット、電力自給自足の家、災害時のシャワーなどのための持ち運べる水再生システムなどが取り上げられている。著者は多摩美術大学の教員であり、かつてはヘルプマークのグラフィックデザインを考案した人でもあるようだ。実験段階・企画段階のものも多く、分量的には物足りないのだが、それはとりも直さず、捨てるを大前提にしたデザインがまだまだ少ないためなのかもしれない。2023/11/09

tuppo

5
事例集。ウェブっぽいけど読みやすい。2023/07/27

Humbaba

4
同じものをそのままずっと使い続けることができればベストだが、形あるものは劣化する定めにある。そのため、劣化することを前提としてそれをどうするかを考えたデザインをしておく必要がある。修理して使うこともできるし、そもそもゴミにならないようにしておくという方法もある。いずれを選ぶにしても、捨てることを考えておけば、何も考えていない場合と比べて無駄にごみを出さなくすることができる。2023/10/14

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