痛みを希望に変えるコミュニティデザイン

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痛みを希望に変えるコミュニティデザイン

  • 著者名:紫牟田伸子【著者】/森合音【著者】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 筑摩書房(2023/09発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480864789

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内容説明

四国こどもとおとなの医療センター、遠くからでも目を引くおおらかな樹々が描かれたその病院は、いつもどこかが変わり続けている。「そこに居ること」を皆が意識できる場所づくりとは? 病院という本来、痛みが多い空間を温かい場所に変えるためには? 日本では珍しいホスピタルアートディレクターを置いた病院の挑戦と軌跡──。

目次

はじめに/序章 コミュニティは常に変化する/ここはいつでも新しいことが起こっている/ホスピタルアートディレクターが常駐する意味/「ともにつくる」から生まれる「癒し合い」とその循環/「痛み」を「希望」に変えるというディレクションのコンセプト/第1章 理念は環境に現れる/やろうと思えば、いろいろできる/こどもたちが劇的に変化した!──クスノキの壁画プロジェクト/「いままでにない」への挑戦/「みんなでつくる」をコンセプトにした病院づくりへ/理念を建物自体で表現する/「こうありたい」を目指す思いが力を集結させる/思いやりで満たしていく/よりよい環境へと変えていく/ホスピタルアートディレクターの仕事/第2章 巻き込みつつ巻き込まれる/思いが循環する仕組み/虹色ボランティア/包摂する場としての「ボランティア室」/ちょっと背中を押してあげる/表現ということ──アーティストとディレクター/地域に開き、地域に含まれる/地域に浸み出していく/第3章 包摂のコミュニティ/痛みがどこから来るのかを見極める/ホスピタルアートが病院にもたらしたもの/変わり続けることの大切さ/第4章 私たちはなにを“共創”するのか/参加型のアートと参加型のデザイン/組織の中にコミュニティがあることの意味/サードプレイスの本当の意味/システミックに考えること/ケアする社会と終わらないデザイン/終章 生きつづける病院 森 合音/あとがき/インタビューにご協力いただいた方々/病院における創造的な改善プロジェクト(2000~2021)

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