内容説明
引きこもりのニートはどうやって巨大サイトを作り、成功したのか?
国際指名手配・収監されるも、何故復活できたのか?
漫画村事件は終わっていない。衝撃の新展開スタート。
「デジタル敗戦」→ なぜ日本でITは育たない?
生成AIの「著作権侵害問題」→ なぜ法律は現実に遅れる?
すべてこの男が先取りして考えていたことだった!
司法裏取引、デタラメ裁判、見せしめ刑罰、著作権問題の最前線。
これは日本の司法問題を告発した問題の書である!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みのにゃー
2
漫画村が問題になった当時、これは違法ではなかったという筆者の訴え。気持ちはわかる。漫画家や出版社の気持ちもわかる。ただで漫画が読めちゃったらラッキーと思う人達の気持ちもわかる(私はスマホで漫画を読みたくない、紙派なので読まないけど)。国家ににらまれたら、でっち上げでもなんでもする。星野氏はこの経験で得た経験が報酬だと思う。2025/03/27
nd
1
漫画の違法配信サイトとして連日ニュースを騒がせたサイト「漫画村」の管理者が綴った、自身の裁判を通じて日本司法の問題点を挙げた本。割と面白かった 技術的な理解が追いつかないままに、結論ありきの捜査や不備だらけの司法と闘うというコンセプトはまあわかる ただし、書いていないことが多い。海外サーバを経由した防弾ホスティングで捜査を回避した点や、アフィリエイトを不正取得するアドフラッドを始めとした様々なテクニックも記載されていない。まあつまりはそういうことです2025/05/16
Worldさん
1
まあ、漫画村は悪いし逮捕されて当然と一般的な倫理でいえば思うが確かに、どこがアウトなのか全然わからない。しかし、そこでめげずに速やかに発信をするために裁判は見限りこのようなことをする姿勢は素晴らしいと思う。ツイッターで未だに…と思うが学生運動をしている人たちのツイートを時々見るのだが、同じく警察に対しての不満を目にする。その方たちが転び公妨の話をしておりやるとなったらどんな手段でも取るというのはある意味国家の敵になれば平気でできるのが国なのだと思い知らされる。自分はどちら側を応援すべきなのかわからない。2024/12/25
ヤエガシ
1
漫画村の星野ロミは、本書によると、マンガなどのコンテンツに特段の思い入れは無いそうなんですが、好きなマンガは『賭博黙示録カイジ』と『闇金ウシジマくん』だそう。 「脱法的な」感じが好きなようで。2023/10/28
回答ルパン
0
星野はもともと秀でた才能があったわけではなかった。しかし、半年以内に金を稼ぐ手段を確立しなければならなくなり、追い込まれた。その結果、背水の陣でブログを学び、それに続いてプログラミングをもう勉強した結果、それが当たった。「続けることで好きになっていく」ルールの穴を見つけるのが得意。漫画村は法の穴をついた違法性のないサイトだったが、警察や司法に無理やり有罪にされた。また、警察の取り調べも杜撰なものだった。2025/06/05