竹書房怪談文庫<br> 異形連夜 禍つ神

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竹書房怪談文庫
異形連夜 禍つ神

  • 著者名:内藤駆【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 竹書房(2023/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801936713

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内容説明

自分達を守ってくれると思っている存在は、実はとんでもないモノなんじゃないかと」
神か、異形か。里の社で祀られるモノの魁偉なる姿とは―― (「やまのかみ」より)

内藤駆が蒐める奇怪霊妙な体験談
2年ぶり待望の実話怪談最新作!

奇絶怪絶。世の怖い話のなかでも極めて異彩を放つ壮絶な体験談ばかりを蒐集する内藤駆が2年ぶりに放つ待望の最新刊。
・台風の夜、命を取りに港町へ押し寄せる不気味なモノ達「死亡フラグ」
・秘め事の最中に現れる毛虫の赤ん坊と呼ばれる恐ろしい異形「体育倉庫」
・居たはずの人物が周囲の記憶ごと掻き消える…不可思議な存在消失譚の引き金とは「机の下」
・水田のお社で出遭った神様とされる禍々しき何か「やまのかみ」
・東南アジア某国の通称病人村で目撃した化け物の姿「ハハタン」
・幕末から続く因果を一身に受ける少年への凄惨な祟り「霧雨」
――など異形なる恐怖譚22篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

29
長めの怪談話が多かった。誰々さんの体験した話を筆者が聞く形だが世の中にはいろんな体験した人がいるんだなぁと。2023/10/03

キナコ

20
久しぶりの短編ホラー集。どれもぞわりとする話。怪異ってこんな風に訳が分からないものって感じ。個人的に好きなのは『松代さん』の3つの話。直接は関係ないのに身近に怪異があるって、そっちの方が怖い。田舎に行けば謂れの分からないものを祀ってたりするし…日本は特に神様が多いし、荒魂も神格化する文化って考えるともっとありそう。2024/01/02

Porco

13
どことなく明るい陽気ささえ感じられる『ハハタン』 短編小説レベルにのめりこめた『霧雨』が印象的だが 特段良い点もあらず、むしろたまに読んでて情景が途切れることが多々あったので全体的に文章力が微妙だ2023/09/17

eyemu

11
どの話もちょっとだけ幻想的だと思ったんだけど。 怪談とホラーを立て続けに読みすぎて、何か感覚が変わってしまっているのでは??? …と、心配になっている。2024/01/18

ナオ

8
面白かった。世の中は広いと当たり前の事をつくづく思う。こんなに不思議な体験をする人達がいるんだなーって。「体育倉庫」の底知れぬ怪異。「机の下」の消えた従弟。「琥珀色」のおぞましい呪法。かける方もどうかしてるけど、かけられる方もそこまでの悪事働くなんてと。一番心に残ったのは「霧雨」。子々孫々呪いかかり過ぎでは?と思うけど、圧巻のエピソードだったなーとしみじみ。自分では体験も集める事もしたくないから、幾ばくかのお金で怖い話を読んだり、聞いたりしたいなって改めて思った。2023/09/18

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