後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く

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後宮の女官占い師は心を読んで謎を解く

  • ISBN:9784047375444

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内容説明

後宮の女官として働きながら占い師をしている易妙。ある日、妃妾たちに占いを披露していると、見目麗しい男から「俺の素性を当てられたら大月餅をやる」と持ちかけられ、第一皇子の命累紳であることを言い当てる。大好きな大月餅を受け取った妙が帰り支度をしていると、先日占った妃妾の縊死した報せが入る。すぐさま現場に駆けつけた妙は自害ではなく殺害されたことを見抜き、持ち前の《推理力》と《心理》で事件を解決に導くのだが、数日後、彼女の活躍の一部始終を見ていた累紳から「俺と組まないか。俺は、あんたが欲しい」と提案されることに。累紳が妙を欲しがる狙いとは……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TAKA

17
人の心理を知りたい気持ちで購読。 占いを信じる理由はすごく納得。 最後は人の心をしっかり見ているか否かの違いが決め手だったのかな。2023/09/24

ゆ〜た◢◣

9
とにかく食べ物にすぐ釣られる易妙が可愛い!累紳が提供する食べ物にすぐ釣られて事件に巻き込まれる(笑) 易妙は食べ物欲しさに後宮で占い師をしていた。そんな時に国を滅ぼす渦の星に生まれた累紳と出会うことにより次期皇帝の座を巡る争いに巻き込まれる。 相手の心理を読み取る観察眼を駆使し相手の嘘を見抜く易妙、事件を次々解決していく。 前半は割と軽い感じだったのですが後半から・・・突然、易妙の姉の行方。そして皇帝暗殺事件の真相。なかなかダークな展開で惹き込まれました!! そして想いを受け継いだ2人のラストは必見!!2023/09/12

尚侍

6
面白かった。推理物というよりも心理観察物とでも言えるような内容で、全体的に軽めの展開でさくさく読めるのが良かったですね。個人的に推理物はあまり得意ではないのでこれくらい軽い方が読みやすいのですが、作品の世界観的にはもう少し凝ったギミックでもよかったように思うので、このあたりは好みの範疇だろうと思います。2023/09/05

なぎ

6
後宮の女官として働きながら占い師もしている易妙、第一皇子に観察眼の鋭さを気に入られて後宮で起こる事件に関わることになり···。後半になるにつれて事件の規模が大きくなっていき、どんどん目が離せない展開になって一気に読了。最終的には皇位継承権を巡る争いに巻き込まれながらも決して挫けなかった易妙と国を背負う覚悟をした累紳、メイン2人がカッコよかったです。一蓮托生ともいえる易妙と累紳のコンビのもどかしい距離感も良かった。まだ恋人未満な関係なので続きが出てほしいなと。星辰がああなってしまったのが残念でした···。2023/09/04

菊地

3
後宮もので推理・サスペンス・食いしん坊要素などが出てくると既視感を覚えてしまうところはあるけど、コールド・ホットリーディングや心理学などに裏打ちされたペテンは定番の手法なだけに安定感はある。 主人公以外にキャラクター性の弱さを感じるし、類似作品と比べた時の強みに欠けるところはあるけど、「ベタでいいから後宮ミステリ・サスペンスを読みたい」という人の需要には応えられるくらいには一定のクオリティは満たしているので、これはこれでアリだとは思います。2023/09/01

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