内容説明
大正期の新興美術運動、プロレタリア美術、占領期の美術動向から1950年代の伝統論争まで、前衛芸術の歴史を概観する野心作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kentaro
2
⚫︎実際のところ、アナキズムが最初から、生き方を示す方向と労働運動の方針を示す方向の両面を持っていたことは、近代日本の前衛芸術にとって、きわめて重要な意味があった。本書全体の結論を先回りしていえば、前衛芸術とは様々な社会思想とともに「生」の実践と再構築に関わるものであったからだ。2024/03/19
がんちゃん
1
語るべきものは持っていないが、美術とアート、イサムノグチと岡本太郎や丹下健三との関係など随所に興味深い内容が含まれている。作者はまだ若い(77年生まれ)が、「裏切られた美術 表現者たちの転向と挫折1910-1960」が読みたいし、出版社ブリュッケにも興味あり。2024/06/15
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