分散・凝集の基礎

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分散・凝集の基礎


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内容説明

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「微粒子分散・凝集講座」の基礎編となる第1巻。本シリーズは微粒子分散・凝集に関する体系的な学術書・教科書とすべく、濃厚分散系の基礎理論を詳述し、応用ではこれまで多く取り上げられてこなかった分野にまで広げて解説しています。
第1巻では分散・凝集状態に関する理論や支配因子について詳述。具体的には、分散・凝集状態を支配する界面特性と粒子間相互作用について詳述した後、分散・凝集状態のダイナミクス、さらには数値シミュレーション手法についても網羅的に取り上げています。
開発研究型企業の実務者、研究者を始め、これらの分野を学び始めた学生にとっても貴重な一冊です。

目次

序章 分散・凝集理論の系譜
0.1 分散・凝集の過程と状態
0.2 分散・凝集の理論発展の系譜

第1章 分散・凝集状態を支配する粒子・溶液界面構造と特性
1.1 界面エネルギーと濡れ
1.2 吸着と吸着層の構造
1.3 帯電機構
1.4 電気二重層
1.5 水系の界面動電現象
1.6 非水系の界面電気現象

第2章 分散・凝集状態を支配する粒子間相互作用
2.1 表面間力と粒子間相互作用
2.2 van der Waals 力(凝集促進因子)
2.3 電気二重層相互作用
2.4 DLVO 理論
2.5 ヘテロ凝集
2.6 非DLVO 力

第3章 分散凝集のダイナミクス
3.1 はじめに
3.2 ポピュレーションバランス方程式
3.3 Brown 運動による凝集
3.4 流れ場における凝集
3.5 乱流凝集の後期過程を考慮したモデル

第4章 数値シミュレーション
4.1 離散要素法
4.2 Langevin 動力学
4.3 直接数値シミュレーション

第5章 演習問題
5.1 第1章
5.2 第2章
5.3 演習問題解答