内容説明
【電子限定特典付き/電子限定に書き下ろされた番外編を追加収録!】
『人の恋路を邪魔する悪役令嬢はすぐに身を引きなさい』
それは学園の机に入っていた手紙だった。
婚約者である第一王子から蔑ろにされ続け、諌める言葉も届かず置いていかれたある日。
ついにレティシオンの心は壊れてしまった。
──自分が何者なのかわからない、と。
そんなある日第二王子・ヴィクトールが現れると兄との婚約を破棄して、自分と婚約をしてほしいと願い出てくる。
「レティシオン様のように努力できる人間になりたいです」
ヴィクトールからそう言われた初恋の、あの時の記憶がレティシオンによみがえってきて……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かける
3
ヒロイン、ヒーローそれぞれ視点の物語。思いが通じ合ってからの甘々の話を2回読むのはキツい。途中で視点の変化をいれる位でよかったかな。2024/03/17
史
3
ロマンスというより、めでたしめでたしから始まっている物語というべきか。甘い、とても甘い。だけどそれでいい、それこそいい。ただレーベルや出版社の弱さからか、校閲がちょっと甘い。佳境時にtだなんてわかりやすい誤字はちょっとね。ともあれ、好きですねえ。2023/10/25
かぎっぽ
1
鼻からパウダーシュガーを吐きながら読んでる気分だわ。レティ側からとヴィクトール側との話だから短いと言えば短い。けれどアレ以上は胸焼けがする。勘弁して。そして時々反省と後悔。思いが通じ合ってラブラブなんだからもうええやんそんな2年も前のこと後悔せんでも。と言いたい。陛下と公爵が常識人でよかった。が いまいちヴィクトールの魅力はわからない。頑張り屋さんなんだなーってくらい?まぁいっか甘すぎて共感も憧れもないけど よかったよかった。2024/01/12