ハヤカワ新書<br> 2020年代の想像力 文化時評アーカイブス2021-2023

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ハヤカワ新書
2020年代の想像力 文化時評アーカイブス2021-2023

  • 著者名:宇野常寛【著】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 早川書房(2023/08発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
  • ポイント 225pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784153400115

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内容説明

「正義」や「快楽」の暴走で虚構と現実のバランスが崩壊しつつある時代、2020年代。『silent』『鎌倉殿の13人』『SPY×FAMILY』『すずめの戸締まり』『シン・仮面ライダー』など、その未来を切り拓く名作を完全網羅した宇野常寛の最新文化批評30篇を一挙収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっぱaaua

39
ハヤカワから新書が出たというので読んでみた。20年代に出たアニメ、小説、ドラマ、映画29作品を批評したもの。批評本って久しぶりに読んだかも。この筆者さんはTVのコメンテーターになっていたこともあるそうですが知らなかった。既読・視聴済なのは「鎌倉殿の13人」「すずめの戸締り」「リコリス・リコイル」「SPY×FAMILY」だけだった。アニメで「ゴールデンカムイ」、アニメ・コミックで「スパーカブ」が入っても良いでしょうか。とにかくこんな考えがあるのだと感心した。まぁ考えの違いで嫌われそうだなと思ったり。~続く~2023/10/10

ころこ

35
テーマ設定のある本よりも、著者に焦点の当たる評論集は売れない。読者は対象となる作品を全て見たり読んだりしている訳ではないので、興味の対象は作品ではなく著者になるからだ。立ち上げたばかりのレーベルに、売れない企画の本を収録するセンスに疑問を抱かざるを得ない。著者の弱点は、作品の評価を社会批評に反映させる社会反映論だということだ。著者は直接に論じる方法を持たない。ひとつひとつの作品が社会のあれこれの反映だと言われると、「そんなこと考えて見たり読んだりしたくないよ」と反発される。逆に社会のことを論じたい方からは2023/11/06

kei-zu

23
2021年から2023年にわたる、小説、映画、テレビドラマ、マンガ、アニメなどに関する評論集。著者らしい切れ味で、未鑑賞の作品も多い中、興味深く読めました。「今日は現実が虚構に対して優位な時代だ(「序にかえてー虚構の敗北」について)」。それでも、僕らは物語を欲するし、語ることを必要とする。老害と言われる歳にはなりましたが、これから語られる「物語」を楽しみにしたいと思います。2024/07/02

Tenouji

19
『水星の魔女』があったので読んでみた。わざと昇華させない演出は、もう定石なのか!?その他、自分も観た作品を拾い読み。面白くは読めたけど、宇野常寛氏さえも、なんとなくマッチョに見えるのは、なぜ。2023/09/18

イワハシ

9
近年の作品を多数さっくり評論した一冊。とてもいい仕事だと思う。短評だしネタバレも躊躇なしなので、そういうものとして読むとコンパクトに作品のエッセンスが摂れてありがたい。←あまりいい読者ではないかな?2023/08/25

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