地理がわかれば世界が見える

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地理がわかれば世界が見える

  • 著者名:宮路秀作
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 大和書房(2023/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479797906

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内容説明

世界の今と未来がわかる、熱狂・地理講義!
『経済は地理から学べ』が、ビジネスパーソンを中心にヒットした著者の最新刊!
原油やエネルギーをめぐる最新情勢は?
中国の動向は?
なぜ「オセアニア」に熱い視線が注がれるのか?
知的好奇心を刺激するテーマ、ユーモアあふれる文体で、楽しく世界情勢がわかる一冊!!

【目次】
第1章 経済は土地と資源の奪い合い
「原油」を巡る中東情勢の今/世界最大の「原油埋蔵国」ベネズエラとアメリカの関係/
生き延びるためにしたたかに動くイスラエル……など

第2章 中国の思考は「債務の罠」から見えてくる
観光業への打撃で「債務の罠」に陥ったスリランカ/「21世紀型植民地」アフリカ/
中国のインド洋進出のカギを握るミャンマー……など

第3章 複雑化する世界と「独立」の問題
なぜスコットランドは独立を目指すのか/ナイジェリア「ビアフラ戦争」の背後にあった大国の影……など

第4章 地理学的視点で見た「内戦」と「民族紛争」
スーダンの「地理的位置」が引き起こす混乱/旧ユーゴスラビアの解体とセルビア……など

第5章 「脱炭素」の問題点を読み解く
「脱炭素」に右往左往するヨーロッパ/「環境保護」という名の同調圧力……など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nat

39
高校生まで地理が嫌いだったが、今頃になって地理の勉強って大事だなと思い知る。世界史もどちらかというと日本史の方が好きだったが、やはり大切。地理と世界史を連動して面白い授業があれば夢中になったかも。前から聞いてはいたが、この本を読んで中国の債務の罠や21世紀型植民地支配などをあらためて認識できた。派閥争いや二世議員などではなくて、世界の中の日本を考えて政策を提案する政治家がいればいいのに。政権維持や自分の勢力保持といった小さな目先のことしか考えていない政治家ばかりで日本の未来は暗い。2023/09/18

yyrn

25
地理や地形が政治や経済に及ぼす影響を様々な事例を挙げて教えてくれる本。▼土地と資源(イスラエルとアラブ、石油がEV化を左右?)、中国が仕掛ける「債務の罠」、独立問題(スコットランド、カタルーニャ、ビアフラ戦争、コソボ)、内戦と民族紛争(スーダン、セルビア)、気候変動・脱炭素の闇など、池上彰氏の解説を聞いているようで大変分かり易いが、ではイスラエルとパレスチナはどのように決着するのか?については難しい問題と記すだけなので(確かに誰も分からないとは思うが)必ずしも地理や地形が決定的な要因ではない、とも読めた。2024/03/20

トムトム

21
世界の今が分かる本でした。日本のマスコミが流さないだけで世界中で起きている紛争。歴史と地理の知識でだいたいツジツマが合います。とても残念だけれど、世界から戦争がなくなることはないなと思いました。2023/11/12

ta_chanko

20
「債務の罠」に苦悩するスリランカ・ミャンマー・中央アジア諸国、スコットランドやカタルーニャの独立運動の歴史的背景、スーダン内戦や南スーダン独立の理由、ユーゴスラビア解体の経過など。スーダンで紛争が起こる理由は、紅海と内陸を結ぶ「回廊」に位置すること、同時に隣国エチオピアとの間でナイル川の水資源を争う位置にあること。などなど。2024/05/22

せっちゃんさん

18
面白かった!日本史も世界史も勉強したことない自分。憧れの科目が歴史・地理。そんな気持ちを満たす1冊だった。情報量多くて理解出来ない部分多かったけど、①流行り言葉の"地政学"に惑わされないで!②今の世界でこんなにも紛争が起きてる!、この2点の主張は理解した。著者は代ゼミの人気講師ということでYouTube開設していて、今日から早速見てみた。将棋と同じで色々な繋がりが盤面=世界を構築してると考えられる良書。2024/06/25

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