角川書店単行本<br> ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録

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角川書店単行本
ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録

  • 著者名:古川英治【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2023/08発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041131350

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内容説明

第一章 恐怖の10日間 ―2022年冬
「君はどうするの?」
ルビコン川
私は当事者だ
「負けると決めつけている」
「我々の土地だ」
ゴーストタウンのオアシス
妻の決断

第二章 独りぼっちの侵攻前夜 ―2021~22年冬
現実を直視しているのか?
頼りになる取材先
「2日で陥落」
「半分殺す」
「準備はできている」のか?
これが日本だったら
最後の晩餐

第三章 ブチャの衝撃 ―2022年春
戦争と平和の間
君が正しかった
ジェノサイドの現場
恐怖ではなく怒り
ママとの再会
祝福は空襲警報
市民の抵抗疑わず
初めて団結した町
瓦礫の宮殿
地下の暮らし

第四章 私の記憶 ―2004~19年
広場を埋め尽くした市民
マイダンを死守した「コサックの伝統」
麻薬と冷笑主義
「反ロ記者」
「私たちを見捨てたのでは」
マリウポリの子供たち

第五章 コサックを探して ―2022年夏
陽気な兵士
泣くほど美味いパン
農業という生き方
敵を笑い倒す
勝利への貢献
ウクライナのレモネード
ライフ・ボランティア・バランス
発起人は民間人
「ハッカー」と接触

第六章 民の記憶 ―2022年夏
ママの生家
政治の話はタブー
生存者の証言
くたばるのを見るまで
かき消された歴史
最高のコーヒー
一晩で40発
ヴィバルディの響き
クールな市長

第七章 パラレルワールド ―2022年秋
ウクライナと日本の距離
初めての楽観
歴史家の疑問
早く帰りたい

第八章 ネーションの目覚め ―2022~23年冬
真っ暗な街
地下室の恐怖
ヘルソン行きの車掌
最年少の閣僚
「日本より進んでいる」
「勝利の世代」
成長した「ハッカー」
二度目の記者会見
もう1つの戦い

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

96
ロシア侵攻に戦うウクライナの人々を描いた作品である。ロシア侵攻下のウクライナの 緊迫した状況が伝わる。 なぜプーチンはウクライナに拘るのか? そして ウクライナの人々の国への思いは? 日本にいると伝わりにくいウクライナの 現状が丹念に描かれる。不屈の民の記録である。2024/07/30

kawa

35
著者は元日経新聞モスクワ特派員。奥様がウクライナ人という縁でウクライナ侵攻の際キ-ウに在住。かの地の人々の自由や民主主義、人権を求める強い意志が、ロシアの短期間勝利という世界のおおかたの予想を覆した様子を生々しくレポート。人々の奮闘には敬意と驚きなのだが、その先の着地点が容易に見えないことにやるせないもどかしさ。互いに振り上げた拳の落としどころを探って、フェーズを変えてもらいたいと願うのは傍観者の甘い考えなのかもしれませんが…。人間って何だろう。そんな難しい哲学的な課題に思考が流れてしまう。2023/12/10

アキ

10
ウクライナ人の妻とキーウで暮らす日本人ジャーナリストの筆者。義母は、危険な東部から避難せず、妻も説得に耳を貸さず、ウクライナ人を信じないで、その敗北を確信してると、彼を責める。それでも、彼自身危険な中に身を置き、幾度も義母のもとを訪ねては、その思いに触れる。「記者」としての彼を大前提に諭す記者仲間に対して、自分は「当事者」だ!と心の中で言葉にする瞬間はドキリとする。日本に居て「傍観者」である限りは、政治外交の側面は知り得ても、戦時下のウクライナやその人々のことは、何もわからないということを知る一冊でした。2024/09/30

ヨンデル

7
ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録。人間の心は歴史とか、今まで生きてきた経験におおきく左右される。とくに戦争いうものは生死にかかわる問題だし地域全体の問題なので市民感情として共通の願いが深く根を張っている。私などは終戦後に生まれたので戦争の悲惨なん体験とか戦争にまつわる怨念もない。日本は敗戦国だといっても植民地化されてもいない、なのでもしかしたら日本人としてのアイデンティティもないかもしれない。2023/12/15

Marcel Proust

6
ロシアによる侵略戦争は、ウクライナの自由と民主主義を暴力で粉砕する試みだ。「2月24日、あなたはどう動いたか」著者はウクライナ人を妻に持ち、取材先で出会うウクライナ人に問いかける。ロシア軍の占領を経験した地域の住民は口を揃えて「ソ連時代が戻ってきた」と言う。誰が密告者で、いつ軍に連行され拷問を受けるか分からない閉塞した社会。今現在もウクライナ人の血が流され、侵略戦争は続いている。ウクライナが世界中の支援を受けたのも、ウクライナ人が血を流して自国を防衛しているからだ。2023/08/20

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