- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
東三河~浜松で展開するローカルスーパー「クックマート」は、1店当たり平均年商が約27億円と大手を凌ぐほど支持を得ている。同社は2代目社長の白井健太郎氏のもと、業界の常識を覆すローカルスーパーの新たな成長の道を描く。そのユニークな競争戦略とそれが生まれた背景、これからめざす姿を社長自らが綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユー
7
効率化とは異なる仕組。「手を掛ける」所は必ず掛けて、物事の本質に決して抗わない。遠回りしている部分が多いけど、考え方がとても単純で万人に確実に「伝わる」。2023/09/30
しまちゃん
2
「ないない尽くし」の戦略で異彩を放つ、愛知県東三河~静岡県浜松のローカルスーパー「クックマート」。競争嫌いの社長が向き合い続けた「どうしようもなくクックマート」な競争戦略(ストーリー)を紐解く一冊です。「業界の常識」に多くの違和感を持ち、同業はなんだかみんな「すごく似ている」ように感じたのです。おでんの具は東三河がヤマサのちくわなら、浜松は黒はんぺん。生鮮、ローカルといった「魔境」の持つ複雑性を、複雑なまま扱うには、チェーンストアーの常識である、中央集権の組織形態、硬直化した指示命令系統では無理がある。2024/11/06
いわて
1
ローカルの活気を活かした店舗づくりをしているクックマート。なぜ持続的に競争優位を保てるかの秘訣を紐解いた一冊。生鮮・ローカル・人間の3つのナマモノを扱うローカルスーパーは安易に合理化を進めると、スーパーならではの「活気」が失われてしまう。ローカルの「魔境」がもつ複雑性をそのまま扱うには、合理性を追求するチェーンストアの常識ではなくその裏をかくのがクックマートの戦略。2025/01/31