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内容説明
人間のことばをはなす黒ネコのミケシュは村の人気者です.ヤギやブタくんと3人組をつくったり,学校へ行ったりして,いつも村は大さわぎ.ところがある日,おばあさんの大切なつぼを割ってしまって…….※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
目次
おしゃべりをするねこがいた
ブタくんまでおしゃべりする
ミケシュ、パシークとおまつりへいく
ペピークとミケシュ、ナシどろぼうにいく
ヤギのボベシュがくわわって、三人組ができた
ボベシュとミケシュ、魔法をつかう
ブタくん、うちへもどる
ペピークとミケシュが、クリスマスのおいわいをした
ミケシュが、手押車ゴロッコじいさんの話をした
ミケシュ、学校へいく
ミケシュ、行方不明となる
しっぽの鳴る犬の話を、おばあさんがした
手紙がとどいた
ミケシュは、もううちにいる!
ミケシュがおみやげをわけてくれた
ミケシュの冒険話はじまる
ミケシュ、人間たちをおどかす
ミケシュ、ゆうかいされる
ミケシュわなにかかる
ミケシュ、サーカスに入る
ものいう袋、登場する
フランタにも、みどころがある
訳者のことば
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
39
【寅年にネコ本を読もう!】テーマ本。チェコの画家ラダのデビュー作で、ボヘミアの農村の生活や価値観そのままに語られるミケシュと動物たち、人間たちの喜劇に何度ニヤニヤしたことか。まだ戦争の影もなく、森に囲まれた小さな村は外との交流も少ない素朴な世界。飼い主のペピークや村の動物仲間とゆかいに暮らしていた、素直な黒ねこミケシュが後半で外の世界とつながって村に新しい文物をもたらす「世界観の拡大」には、どこか懐かしさがあります。時間の流れが違う過去の話を読むたびに、身の回りに灰色の男たちの痕跡を感じるワッピーでした。2022/12/31
yoneyama
6
1887年生まれヒトラーと同世代のチェコの童話挿絵作家。彼の絵はどっかで見ている懐かしさ。豚、山羊、イヌ、猫、じいさんばあさん。チェコの牧歌的なデザインの代表はこのあたりと思います。大戦間時代のチェコ独立とナチ支配、共産政権下だけど、チェコの土着色はここに凍結保存されている。ほぼ同時代のヨゼフ・チャペックが反ナチ風刺画で強制収容所送りになったけど、太いペンで書く牧歌的な画風はわりと近い。ボヘミアっぽさなのかな。子どもの寝床で創作した適当な話っぽくて思い出す。黒猫も大好き。いまは絶版で図書館で借りました。2021/01/30
のん@絵本童話専門
1
ヨゼフ・ラダさん作。『きつねものがたり』同様、のほほんとしてどこか間が抜けたユーモアがある作品。人間の言葉を話す黒ねこのミケシュと、ミケシュの周りにいる動物たち(家畜)、農村の人々たちとの愉快な日常の出来事を描いている。ミケシュが人間の言葉を話し始めたのもびっくりだけれど、ミケシュにつられてヤギや手押し車まで会話できるようになるんだから!手押し車のお話が個人的に1番好きだった!中・高学年2025/02/05
あんぶろーず
0
子供の頃好きでよく読んだ作品。
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