わたしはみんなのおばあちゃん はじめての進化のはなし

著者名：ジョナサン・トゥイート/カレン・ルイス/真鍋真

岩波書店（2023/08発売）

• ISBN：9784001126839

内容説明

「わたしは，さかなのおばあちゃん．からだをくねくねさせて，およぎます．きみもくねくねできるかな？」大むかしの魚や，ほ乳類など，いろいろな種類のおばあちゃんが語りかけます．じつは，みんなわたしたちヒトの祖先です．おばあちゃんたちの動きをまねしながら，生きものの進化をたどってみよう！大人のための解説付き．※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており，タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています．また，文字だけを拡大すること，文字列のハイライト，検索，辞書の参照，引用などの機能は使用できません．

目次

わたしはみんなのおばぁちゃん
大人のみなさんへ
解説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ベーグルグル （感想、本登録のみ）]

進化について分かりやすい言葉で書かれており、子供にも進化について導入によさそう。最後の「進化の系統樹」をみれば、魚からホモ・サピエンスまでの道筋が分かる。

2023/10/12

[mug]

こういう“進化のお話”って初めて読んだかも💡『さかなたち みんなの おばあちゃん』が枝分かれして『いとこのサメ』『いとこの さかなたち』『はちゅうるいや ほにゅうるいたち みんなの おばあちゃん』に。そして次は『はちゅうるいや ほにゅうるいたち みんなの おばあちゃん』が枝分かれ。恐竜やトカゲが出てきたり、色々な動物が出てきて…。進化の系統樹を見ると、改めて進化のすごさを感じる。実際に見てきたことではないから「へぇ~😲」という感想になってしまうけれど…進化のすごさや不思議さは感じてもらえたかな👧

2023/07/01

[たまきら]

真鍋先生訳、楽しみにしていた絵本です。進化の過程を、共通項をみつけてさかのぼっていくのがとてもわかりやすく楽しいです。読み終わった後、うちに来ていた子の一人が「これってすべての生物のおばあちゃんがこの魚っていうこと？」というので、共通の部分を見つけることの大切さを説明しました。でもね、みんなつながっているんだよ！すごいよね。そして、すごい本です。

2020/10/09

[ほんわか・かめ]

すごい！こんな視点から考えたら、進化の道筋が見えてくる。人間が進化のゴールではないことに気づけるのも良い。語りかけるような文章が、小さい子にも「うんうん」「そうそう」と興味を持たせてくれる。系統樹、自然選択と人為選択、進化について誤解されがちな事柄も解説。みーんな孫なんだね。〈2019/岩波書店〉

2023/02/10

[わむう]

生き物の進化をわかりやすく書いた絵本。子どもが興味を持つように擬音語がたくさん使われています。

2020/09/12