内容説明
信長の本願寺攻め、秀吉の備中高松城水攻め、真田丸の攻防をはじめ、戦国期を代表する15の攻城戦を徹底解剖! 「城攻め」から見えてくる3人の天下人の戦術・戦略とは? 最新の知見をもとに、第一線の研究者たちが合戦へと至る背景、戦後処理などを詳説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
信長・秀吉・家康の城攻めから見えてくる戦術・戦略とは。最新の知見をもとに戦国期を代表する15の攻城戦を徹底解剖して、合戦へと至る背景、その戦後処理などを詳説する一冊。信長軍団が攻略した小谷城、信貴山城、有岡城、八上城、大坂本願寺。秀吉が挑んだ三木城、鳥取城、備中高松城、小田原城、忍城。家康の岐阜城、長谷堂城、上田城、大阪の陣。資料などから浮き彫りにされる城攻めの状況は、そもそも追い詰められる相手への配慮が足りないケースも多くて、もう少し上手くフォローできていれば回避できた戦いもあったのかもしれないですね。2023/09/25
金吾
22
15の攻城戦が書かれています。簡単な図があるので、城を訪れたときを思い出しながら読みました。見落としている場所も有りましたので、次に訪れるときの参考にします。2025/01/19
Kb54081271Kb
1
戦国の三傑、信長、秀吉、家康の有名な15の攻城戦を解説。著者がそれぞれ違うせいか、解説にあまり一貫性はないのだけど、戦国時代の進行につれて、城攻めの意味合いが徐々に変化していったのが良く分かる。特に秀吉の城攻めは、城攻めではないイベント感一杯2023/12/02
インテリ金ちゃん
0
天下人と言っても、信長はまだ天下統一前で攻城戦もバタバタ感が強かった。秀吉・家康は、大名を従えての戦いが多くなる。最終的には餓死か皆殺し、数件の城攻めを跳ね返し例が救い。2025/02/21