内容説明
幼少の頃に親戚に預けられ、実親からネグレクトされて育ったみっちゃんママ。
今や息子と娘の4人家族のドタバタな日常をYouTubeで発信しており、
チャンネル登録者は13万人超!(2023年7月現在)
自閉症の子ならではの「こだわり」遍歴や、パニックが起きたときの対処法、
偏食家族の食事事情、しょうがい児(障害のある子をきょうだいに持つ子供)のケア、
実親との確執と和解など、動画では話していない内容も収録。
クリスマスも正月も誕生日も知らなかったママの不慣れな子育ても、
周囲の力を借りまくれば、何とかなる!?
・しょうがい児のケア
・自閉症のこだわりやパニックの対処、
・偏食の人のための食事事情
・施設とデイサービスの付き合い方
・働くママのセルフケア術
・実親との確執と和解
などなど、悩みも不安も逃げずに試行錯誤しながら行き着いた「家族のつくり方」。
壮絶人生のママの共感あり、笑いあり、涙ありの「家族論」、ついに書籍化!
<目次>
序章 ネグレクトされたママに愛しい家族ができるまで
第1章 自閉症のみっちゃんの優しい世界へようこそ
第2章 みっちゃんの「こだわり」行動を攻略する!
第3章 学校とデイサービス、環境の変化で得たもの
第4章 超「偏食」な家族のカオスな食生活
第5章 きょうだい児の心のケアについて考える
第6章 ママ、自分と家族を労わるコツを模索する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
39
重度知的障害の子を持った親となったら、私はみっちゃんママのようになれるだろうか?そう思いつつ読み進んでいくうちに、不謹慎かもしれませんが、実母を自宅介護していた時を思い出しました。「悩みを共有し、共感できる仲間がいる」「とにかく心が折れそうになったら、誰かに助けを求める。一人で抱え込まない」などの言葉は、まさに当時私が実感したことでした。障害を持つ家族のことは、つい世間に隠しがちですが、こうして公表することで、多くの人が救われていると思います。2024/04/01
まみこ
12
知り合いに自閉症のお子さんがいて、どう接したら良いのかを知りたくて視聴したyoutubeで、このママさんのチャンネルを知りました。このママの頑張りに感心したり、子供達の可愛さにほんわかしながら観ていたところ、ネグレクト家庭で育ったというママの生い立ちを知りました。幸せな家庭というものがママにとってどれほど得難く渇望するものであったのかを知り、涙が出そうになりました。そして心から応援したいと思い、書籍も購入しました。書籍を読むととても温かい気持ちになり、ますます応援したい気持ちが強まりました。2024/01/22
Koji Takahashi
9
【発達障害を持つ家族と暮らすということ】 必要なことは 1、現実から逃げずに、知識を得ること 2、外部に助けを求めること 3、子供に謝ること 我が子に障害があると認めることには勇気が必要。だから知識を得て不安を軽減する。 家族だけでは充分な関わりができないと心得て、専門職に頼ることが当事者と家族にとって良い。 親も未熟、間違ったら子供に謝る。これができないことで信頼関係を築けないことは多いはずだ。 発達障害があることで、健常者より多く観て、聴いて、手をかけることで幸せな家族でいられる。 2023/11/03
myunclek
8
家族の在り方、家族の幸せと絆とは。様々な原因で上手く行かない家庭があると思いますが(我が家を含め)。みっちゃんママの大きな困難にも負けずに立ち向かう姿に勇気を貰えました。今更ですが、家族のあるべき姿に少しでも変われるように努力しなければと…俺にも出来る。そんな気にさせられました❣️2024/03/24
よろぶん
0
『 褒める』『 認める』って大事。2023/08/22