角川新書<br> 公営競技史 競馬・競輪・オートレース・ボートレース

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角川新書
公営競技史 競馬・競輪・オートレース・ボートレース

  • 著者名:古林英一【著者】
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  • 特価 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2023/08発売)
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  • ISBN:9784040824697

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内容説明

世界に類をみない独自のギャンブル産業はいかに生まれ、存続してきたのか。戦後、復興と地方財政の健全化を目的に公営競技は誕生した。高度経済成長期やバブル期には爆発的に売上が増大するも、さまざまな社会問題を引き起こし、幾度も危機を迎えた。さらに低迷期を経たが、7兆5000億円市場に再生した。各競技の前史からV字回復の要因、今後の課題までを、地域経済の関わりから研究してきた第一人者が分析する。
【目次】
序章 活況に沸く公営競技界
第一章 夜明け前――競馬、自転車、オートバイの誕生 一八六二~一九四五年
第二章 公営競技の誕生――戦後の混沌で 一九四五~五五年
第三章 「戦後」からの脱却――騒擾事件と存廃問題 一九五五~六二年
第四章 高度成長期の膨張と桎梏――「ギャンブル公害」の時代 一九六二~七四年
第五章 低成長からバブルへ――「公害」からの脱却 一九七四~九一年
第六章 バブル崩壊後の縮小と拡張――売上減から過去最大の活況へ 一九九一年~
終章 公営競技の明日
あとがき
参考・引用文献一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

むーちゃん

51
歴史的側面からの公営競技。死ぬまでに全場制覇だ😊2023/10/23

shikashika555

41
大阪のカジノ計画には反対だ。 賭博なんぞいかがわしく 公序良俗に反する行為を呼ぶ上に 依存による生活破綻を引き起こすおそれもあり、行政が旗を振って運営するものではなかろうとも。 とりあえず少しでも知識をつけたくて読む。 売り上げ、あるんだ。しかもかなり。 そんなに多くの人が公営賭博に金を賭けていることに驚く。 公営賭博といえば 金利権を巡る争いやヤクザのノミ行為、ファンによる騒擾などが取り沙汰されるが、 成り立ちからその構造までを分かりやすく書いた本書は貴重なものだと思う。2023/10/15

ベンアル

15
本屋にて買った本。2023年8月に初版出版。大学教授の著者が競馬、競輪、ボート、オートレースの歴史について戦後から現在まで多数の文献を参考に詳細に書かれている。バブルが弾けて2010年前半に底を売ったが、インターネット投票で息を吹き返してきた。これ読んで久々にボートレース行きたくなってきた。2024/01/28

yyhhyy

4
競馬競輪競艇オートの設立の経緯や実施団体の変遷、社会からの風潮、設備の進化等々。二次文献の更に取りまとめ。横断してまとめてくれている本は貴重。2025/05/05

南チョ

3
競馬・競輪・オートレース・ボートレースの歴史についてまとめた本。それぞれ法律によって違法性が阻却されていること、また、産業の振興や地方自治体の財政への貢献が目的とされていることが分かった。私自身は公営競技でお金を使ったことがないため、よく分からない箇所もいくつかあったが、普段から公営競技に親しんでいる方であればより面白く読めると思う。2025/07/12

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