平凡社ライブラリー<br> 伊藤野枝セレクション

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平凡社ライブラリー
伊藤野枝セレクション

  • 著者名:伊藤野枝/栗原康
  • 価格 ¥1,683(本体¥1,530)
  • 平凡社(2023/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582769517

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内容説明

女性活動家・アナキストの伊藤野枝の傑作集。封建的な社会への怒り、夫・大杉栄との愛が伝わる評論など、野枝の魅力が詰まった1冊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

メルキド出版

5
「新らしき女の道」「乞食の名誉」

Fumoh

3
非常に考えさせられる内容で、現代のジェンダー問題にぜひ参照されるべき本だと感じた。著者はアナキストと評されるが、そのような大層な肩書きは、どこか彼女に似つかわしくない。それほど、彼女の訴えは素朴であり、また理知的であり、バランス感覚に長けていて、現実的である。ただし、日本の旧弊に疑問点をぶつけたのは、当時としてはまずかったということだろう。今でこそジェンダー論は盛んに議論されるようになったが、当時としてはタブー扱いされたに違いない。当時の事情に特別明るいわけではないが、「家」制度の影響がまだ強かったと、2023/12/07

卍ザワ

0
伊藤野枝の筆による短編小説だが、プロレタリア文学になるが、無政府共産主義は、どういうわけか基本的にマルクス主義全否定になるから、蟹工船より、違和感なく読める。ムラ社会の因習の解説や、地域社会の相互扶助とか、宮本常一の民俗学的アプローチを思わせる。本人が、なかなかの都会っ子志向で、田舎のムラ社会と相性が悪く馴染めないみたいので、宮本常一のような展開が、見られないのは残念だ。大杉栄より、家政婦の老婆の娘など、身辺の社会問題を、具体的に描写するところが目立つ。2025/09/25

メルキド

0
「新らしき女の道」2025/06/21

katashin86

0
ジェンダーという視点ももちろん、ひとりのアナキスト・秩序への異議申し立てとして読んでほしい一冊。2024/01/17

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