内容説明
見えないものを見、あすを思い描き、現実を超える力。知覚、表象の構成、想起、思考、推理…ヒトの認識の背後で働く驚くべき能力のメカニズムを発達心理学の見地から探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多分マグマグ
3
創造的想像者として生きる。AIに負けないように2023/12/06
だいち
2
想像の対義語は、現実。詩や小説は想像的な活動で、それを読んだ私達が受ける感覚は人それぞれだが、私は自分の内側が解されていくような感覚を受ける。現実から解き放つのが想像であり、不満からの開放だと思った。本書の最後の方に書かれていた、内田さんのお気に入りの詩やアインシュタインの名言を見て、そう思った。2023/05/20
砂糖
0
図書館でタイトルに惹かれて読み始めたのだが、発達心理学的な内容が多く、読中に著者の方の経歴を見て納得。私自身子供の発達には興味はないのだが、大学の講義で少し学んでいたので重なる部分もあり理解はしやすかった。 途中は少し飛ばした部分もあるが、全体を通して私の観察や脳内処理の癖について気づくことができた。 2024/12/06