内容説明
およそ5人に1人は、HSP(ひといちばい敏感な人)だということを知っていますか。
人気育児マンガ家の高野優さんは、周りから見れば好奇心旺盛な行動派。
それがHSPだと気づいてからの驚きと発見を、笑いあり、癒しあり、そして学びありのマンガエッセイでつづります。
「HSPのことをなんにも知らなかったわたしは
この扉を開けたおかげで、
これから歩む道のりが、ぱーっと広がった気分。
この爽快な気持ちを
手に取ってくださっているあなたにもぜひ。」(はじめにより)
この本を読み終えたとき、生きづらいと感じていたことの謎が解け、ありのままの自分と向き合っていけるにちがいありません。
「敏感さ」の誤解されやすいところをもっと深く知るために、明橋大二氏(精神科医)との「HSP解体新書対談」も収録されています。
HSPを理解し、あなたにしかないトリセツを作るためにも、周りにHSPを理解してもらうためにも、マンガで分かりやすく最適な1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リリー・ラッシュ
31
12個以上でHSPでしょうと言われるチェックリスト、私は16個。やっぱり…。でも私も高野さんと同じく、歳を重ね経験を重ねるうちに、そんな自分のトリセツを自覚し、少しずつ生きづらさは軽減されている。特にそうだったのか!と思ったのが、驚きやすい性質。よく家族に驚き過ぎて驚かれる💧ラムネジュースをくれた先生の話には涙。まるごと肯定されること、HSCを理解できない大人と居る子供はなかなか経験出来ないから。「Xからの手紙」には怒りさえも感じた。「学校は時に正義を振りかざす、それが間違っているとも思わずに。」続く→2020/06/21
Twakiz
24
敏感も鈍感もほどほどがいい.敏感なのに好奇心が強いタイプHSP+HSSという方もいるのですね.ちょっとイラストが自分の好みではなかったかな.2020/09/14
どあら
20
妹から借りて読了。この本で「Xからの手紙」のことを初めて知りました。これは辛いですね…。2020/01/26
スリカータ
19
HSPのチェックをすると必ず該当するので、私はそうなのでしょう。本書はイラストレーターである著者と精神科医の明橋先生との対談を軸に、HSPとはこういうものという解説本です。だからといって、特別扱いしなくても良いですし、そういう「気質」の自分が生きやすいように刺激の強い対象から自らがバリアを張るということが大切です。私の場合、自分以外の家族は非HSPですが、それが寧ろ居心地が良いです。著者は子供時代に大らかな祖父母の元で育てられて良かったですね。道徳の授業に「Xからの手紙」を採用した教師は無能です。2020/12/06
桜📕のベルズ
12
最近、Instagramでよく目にするようになったHSPという言葉。私自身にも当てはまることが多くてびっくり。でも、そうかと納得。病気じゃなくて特性。心が軽くなる。2022/01/07