竹書房怪談文庫<br> 恐怖箱 忌憑百物語

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竹書房怪談文庫
恐怖箱 忌憑百物語

  • ISBN:9784801936317

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内容説明

異世界へ行く危険な方法…
存在しない謎の地下四階…
高層ビル40階の化け馬…

奇怪で恐ろしい、実話怪談100話


日常の脇にぼっかりと口を開ける異界の恐怖譚100篇を4人の怪談蒐集家が独自の取材で聞き綴った実話怪談集。
・朝方に漂う異臭のおぞましい原因とは…「換気扇」
・火災現場に佇む焼け爛れた異形の正体「立っている」
・人ならざる存在が身投げをいざなう沖縄のとある断崖「私も。」
・マンションに張りつく7階分ほどの巨大ナナフシ「愛撫」
・校庭にいる全員の足に突然異様な感触が…「すねこすり」
・数多並ぶ仏像に混じった在るはずのない生きた像「三十三間堂」
――など、酷暑の熱を忘れるに最適な体験者の実在する戦慄の百物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海星梨

11
KU。百式、10冊超えてから、謎に過去回から一話収録するという細工をするようになった。別にいいんだけど「ちゃんと百話語る百物語」っていうとこはプライドっていうか、変えちゃいけないテーマでないの? どんどん怖くなくなる&印象に残らなくなる感じがする。2023/08/26

ナオ

6
怪談は長い方が好みだけど、暑さにやられてる今、2ページ位の短いのをポツポツと読むのも悪くないなーと。ぞっとするのあり、「なーんそれ!!」と言いたくなるの有り。 特に印象に残ったのは、ペアであの世に連れてこうとする怪異の話。嫌な意味での最強タッグだよなと思った。2023/08/18

qoop

5
百話の掌編を収めた実話怪談集。コロナ禍中ならではの〈サーモグラフィー〉、類話はあるが秀逸な子供と怪異の話〈ロングさん〉、奇妙な味が当方の趣味に直撃した〈たすき〉、都市伝説めいた〈高圧鉄塔〉、大好物の妖怪譚〈すねこすり〉、不穏で切ない〈弟の記憶〉が印象的。……あれ、どれも神沼三平太氏の作品だ。2023/08/04

tow

5
短すぎて、怖くはなかった。と言いたいが、よくよく考えると、ちょっとずつしか読んでなかった一冊。2024/02/04

nagisa28

4
サクッと読める怖い話、不思議な話、ちょっと笑える話。 なぜ若者は怪談スポット巡りをするのか…2023/08/12

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