内容説明
小学校6年で将棋部の玻璃は、小児脱毛症になり、二学期からウィッグを着けて登校している。友達にバレないか不安で、しかも、かゆい。そんな時、将棋を指せるカフェをみつけた。店主で元女流棋士の夕子さんは、「日常に組み込まれていない場所」がほしい時もある、と言ってくれた。カフェでの時間で、玻璃は心を落ち着かせることができるようになっていく。大人になりつつある少女が、悩み迷いながら成長していく物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
7
円形脱毛症になってしまった小6女子ハル。周囲に知られまいとウィッグを付ける生活を送る。その煩わしさと隠し事がある後ろめたさで心が一杯一杯に。そんな時、元女流棋士・夕子が経営するカフェと出会う。将棋好きな女子が近所で将棋カフェを見つけるなんて現実には奇跡に近いことだが、家以外の居場所を見つけ、親以外に信頼できる大人と出会えたことは大きい。小学生女子の絶妙な鬱陶しさ、上手いなぁ。2025/09/28
きっき
0
脱毛症になったしまった小学生のハル。学校生活、友達関係に悩みながらも、カフェ女流棋士の夕子と出会い、将棋を通じて成長していく。 様々な悩みの心情が上手く書かれているなと感じる。個人的には好きな話でした。 小学生女子で脱毛症はツライ。自分は男だし大人になってたので、円形脱毛症はショックではあったがしょうがないという気持ちだったが。何故か分からないが、この本でも書かれている様に、脱毛症は自分では気がつかないんだよね。他人に言われて初めて気がつく!2025/07/31
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