内容説明
英語圏のミステリ読者の8割は女性と言われている。また、近頃大ヒットした犯罪小説の大半は女性によって描かれている。なぜ、日常的に危険に晒される可能性の高い女性が、同じ女性が被害者であることも多い犯罪小説を読んだり書いたりして楽しんでいるのだろうか。
本書では、1920-30年代に黄金時代を築いたアガサ・クリスティから最新のヒット作まで、それぞれの時代の女性犯罪小説作家がどんな魅力的なキャラクターを創造し、どのような考えのもとに作品を執筆しているのかをたどる。さらには女性にとって犯罪小説がどのような意味をもっているのか、豊富なインタビューとともに紹介する。
目次
ダプネ
アラクネ
カリスト
アガウエ
テイレシアス
シュリンクス
エコー
ミュラー
イオ
スキュラ
シビュラ
セメレ
メドゥーサ
カイネウス
アレテューサ
へリアデスたち
アルクメネ
プロクネとピロメラ
バウキス
アイボリー・ガール
ドリュオペ
カネンス
アルキュオネ
テティス
サルマキスとヘルム=アプロディトス
エーゲリア
ニュクティメーネ
レウコトエ
アタランタ
イピス
ヘクバー
ポモナ
セイレーンたち
エウリュディケ
オウィディウス後
あとがき
謝辞
訳者あとがき



