なんにもなかった 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編

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なんにもなかった 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編

  • ISBN:9784766002140

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内容説明

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『暮しの手帖』創刊70周年記念出版 
「戦中・戦後の暮しの記録」第3集 シリーズ完結編

いまはもう「戦前」かもしれない。

『暮しの手帖』で原稿募集行い、庶民の体験を書籍化するプロジェクトのシリーズ完結編。1945年8月15日「玉音放送」の前後に、何があったか? 何を思ったか? あの日々を生きた体験者から、現代を生きる私たちに届いた、愛あふれる警告、全49編。
「嗚呼、そこには暮らしがあった。
さあ、タイムマシンに乗って…。」 ――千原ジュニア/芸人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

7
序文「近い将来にはまた子孫である私たちの町は戦場と化すでしょう。また空襲から逃げ惑いどぶねずみのように彷徨い残飯に飛びつき誰かの死体を焼かねばならないかもしれません」ウクライナはそうなった。民主主義では戦争を防げなかった。EUヨーロッパ統合もロシアの猜疑心の種/2月23日、ハル・ノートに等しいロシアの最後通牒に俺は戦慄したが、昼のニュース番組ではワリエワ薬物問題を長々と/防衛費増額と憲法改正に国民の過半数は賛成。それは編集者には「戦争への道」だろう/戦争は終わらせるのも難しい、準備完了で始めないのはもっと2022/05/30

大島ちかり

4
なみだが止まりません。辛いのか悲しいのか。戦後に生まれた私は怖い悔しいなのかもしれません。貧しくて修羅場の中にも親の愛は強く、人と共に生きる心を失わなかった。そんなこと、私は出来るだろうか。2019/09/21

Happy

1
広島・長崎の原爆忌、終戦記念日と続く八月、やはり一度は戦中戦後の歴史をと思い手に取った。戦時中父は出征、母は女学校生、二人が生き残って出会ってくれたおかげで今の私がある。今年はオリンピックのせいで原爆忌の黙祷は軽視された。戦争は二度と繰り返してはいけない。特に核のボタンを押させるような事態になってはならない。地球上から戦火が消える日が早く来て欲しい。父は夜中の見張りが恐ろしかったと言っていた。母は戦争で殆ど授業はなかったといっていた。もっと聞いておけば良かった。2021/08/07

小僧武士

1
『「アメリカと天皇は息子の仇だ」祖母はつぶやいていた。品のない言い方だが一人息子を失った祖母の、正直な気持ちだったと思う。』 愛知トリエンナーレが問題になっているが、天皇を恨んでいた日本人はいたのである。戦後70年以上たっても、日本人はアメリカと天皇には文句を言う事すらもできない。2019/10/17

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