戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ

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戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ

  • ISBN:9784766002096

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内容説明

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『暮しの手帖』創刊70周年記念出版
あの日々をどう生きたか。手記、手紙、絵、写真――157の体験
これが戦争なのだ。

『戦争中の暮しの記録』(1969年刊)から約50年――。
ふたたび『暮しの手帖』は、戦争体験の手記を募りました。
今回は、戦時中の記録に加え、戦後の混乱期のできごと、そして戦後生まれの方には、体験者からの「聞き書き」での投稿も呼びかけました。この募集に応じて届けられた2390通の応募作品から、157点を選び、まとめたのがこの一冊です。本書は、庶民の戦中・戦後の暮らしがわかる貴重な記録であり、あの戦争を生き抜いた方々からの、いのちのメッセージ集です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

22
思っていたよりもボリューミーだったけれど、どれもリアルに感じて、戦争の悲惨さや悲しさがよく伝わってきました。十人十色の戦争体験が描かれており、体験者の平和への思いを切に感じました。2022/01/12

ヒラP@ehon.gohon

14
一般の人から寄稿された様々な戦争・戦後体験から、忘れ去られる前に伝えておきたいという強い意思を受けとりました。どれもこれも実体験であり、戦争という過ちの犠牲の重さを痛感させられました。2019/01/10

ゆう

9
ページを捲るたびに涙が溢れてきて、時間がかかりやっと読了。巻頭から暮しの手帖編集部の方達の熱意しかない言葉が心を打つ。テレビなどで取り上げられることの少ない、戦中戦後の暮らしのことについて一般から募集を募りまとめた本。思っていたより壮絶で、苦しくて、今の世の中を思うとここは天国のよう。でもこの時代に生きた人が確かにいて、現代に命を繋いでくれている。そんな方達も少なくなる一方、この生活を当たり前と思う人ばかりにしてはいけない、あの経験を繋がないといけないと切に思います。2022/12/11

しゅえ

8
1968年発行『暮しの手帖(特集 戦争中の暮しの記録)』から半世紀経って、新たに編集された1冊。読者から応募した実際の体験談ということで、教科書には書かれていない、戦争を生き、戦争で死んだ、一人ひとりの心の叫びに震えた。学童疎開した人の気持ち。戦争孤児の実態。原子爆弾の影響。「その恐怖は学校の試験では問われない。だが知っておくべきはそこ、学習すべきはそれだ。」これから生まれてくる人にもぜひ読ませたいと思った。このような素晴らしいテーマの本を、しっかり紙で残してくれる暮しの手帖社には感謝してもしきれない。2018/10/01

hoguru

5
人々が何をして 何をされたのか。 国が何をして 何をしなかったのか。 私がこの本を読んで息子にどう伝えても、私が体験者の言葉を直接読んで感じたほどは伝わらない。もどかしい。 体験者の言葉が聞けなくなるというのは、こういうことが日本中で、世界中で起こるということ。 恐怖だ。 私はされたことばかりで、あまりにもしたことを知らなさすぎる。 戦争はある日起こるものではなく、少しづつ向かっていくものだと知った。2021/11/15

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