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内容説明
上司から気軽に頼まれる「たたき台」。
一生懸命書いたのに、コメントもなく、振り向かれもせず、「叩かれ」もせず。
えっと、なんで書いたんだっけ……、そんな経験はないでしょうか。
そもそも「たたき台」は何のために作り、どうやって使うもの?
「たたき台」に誤解があると、いつまでも仕事はつまらなく、成果もあがりません。
「きれいなデザイン?」→ NO!
「膨大な調査?」→ NO!
「完結している提案?」→ NO!
「たたき台」は周囲を巻き込み、活発な議論を生み出すことにこそ価値があります。
みんなでとことん議論ができる最強チームは、「たたき台」にヒミツがあるのです。
本書では「5つのS」をヒントに、誰もができる「たたき台」の作り方と使い方を紹介します。
若手のみなさんはもちろん、チームの導き方を見直したい中堅・ベテランのみなさんにもおススメです。
よい「たたき台」を使って、一緒に充実した仕事の旅を始めましょう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fondsaule
11
★★★★☆ 基本が書いてある。 役に立つな。2024/04/21
ガミ
7
ビジネスにおいて企画や提案書類を作る上で大事な「たたき台」に関する作り方や効果などをまとめた本です。たたき台がしっかりしていれば良い仕事やコミュニケーションが生まれることが主に書かれ、簡潔にいうなら、ラフで良いが話がしやすく、自分の意見も交えられるものが良いということがわかりました。私が仕事で提案することが増えてきて、テーマを固めたものを出してきたので、皆さんが話をしやすい隙を作ることが参考になりました。2025/07/18
naohumi
4
たたき台にある程度の出来を求めていたが、そこばかりに意識を向けなくてもいいのかも。 他人の頭を借りる前提だったり、叩かれるのはたたき台であったり。そんな風に書いてもらえると、確かにたたき台を出すハードルは若干下がるか。 構造、事実、意見をカテゴライズして、分かりやすくアウトプットする。この話はたたき台のみならず、思考としての基本かも。 構造化するため、文章に接続詞を付けてみる技術はなるほど。真似する価値もありそうだ。2023/10/15
けんおじ
2
たたき台の意義を説明しながら活用法までを示唆する本。特に第2章の「たたき台を作るための5つのS」は、作り手としてなんとなく作っていたところをうまく言語化してくれているため、頭の整理に繋がった。 またこの本の特徴として、第4章でファシリテートの技法と第5章でデザイン思考に触れている点が印象深かった。専門的なことは他の本に任せるとしても、これらのビジネススキルとたたき台を組み合わせる発想はなかったので、面白く読めた。いろいろうまくいかないことが続くような時には、再読したい。2023/11/07
ぶぶぅ
2
「たたき台で最強チームを作る」「たたき台は世界を変える、仕事を変える」…。勇ましい目次とは裏腹に、読後の感想は「内容が薄いなぁ」だった。特に冒頭のタイトルが付いた第4章、第5章は、例えばサッカー日本代表と他国の選手の違いから日本人論を語るなど、かなり無理があったと思う。ただ、資料作りに悩む新入社員レベルには「基本の5S」あたりは参考になるかもしれない。…もしかして、本書自体が「隙」を作って議論を活性化させる狙いがあったのか?そうであれば、まんまと術中にハマったなぁと思いつつ、再読することはないと確信する。2023/09/06