古事記に秘められた聖地・神社の謎 八百万の神々と日本誕生の舞台裏

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古事記に秘められた聖地・神社の謎 八百万の神々と日本誕生の舞台裏

  • 著者名:三橋健【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ウェッジ(2023/07発売)
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  • ISBN:9784863102668

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内容説明

■日本神話・文化・歴史の源泉『古事記』。そこには神話・伝説の舞台として数多くの土地が登場する。 編纂者・太安万侶没後1300年を迎えるいま、『古事記』を読み解くうえで重要な地域・聖地を30ほど選び、その奥深さに触れていく。
 
[目次]
第1章 神話を歩くⅠ
第2章 神話を歩くⅡ
第3章 古代天皇の足跡Ⅰ
第4章 古代天皇の足跡Ⅱ


【編者略歴】
三橋 健 (みつはし・たけし)
1939年、石川県生まれ。神道学者。神道学博士。國學院大學文学部日本文学科を卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程を修了。1971年から74年までポルトガル共和国のコインブラ大学へ留学。帰国後、國學院大學講師、助教授を経て教授となる。1992年、「国内神名帳の研究」により國學院大學から神道学博士の称号を授与。定年退職後は「日本の神道文化研究会」を主宰。『神社の由来がわかる小事典』(PHP新書)、『図説 神道』(河出書房新社)ほか著書多数。

<本文執筆>
古川順弘(ふるかわ・のぶひろ)
1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野を扱う文筆家・編集者。『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)、『古代神宝の謎』(二見書房)、『仏像破壊の日本史』『古代豪族の興亡に秘められたヤマト王権の謎』(以上、宝島社)ほか著書多数。

【写真提供】
環境省ホームページ、国立国会図書館、写真AC、古川順弘、三橋健、Adobe Stock
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『古事記に秘められた聖地・神社の謎 八百万の神々と日本誕生の舞台裏』(2023年7月19日 第1刷)に基づいて制作されました。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

19
天武帝、持統帝の時代に創られた神話である古事記の記載を追い、代々の帝やまつろわぬ者の痕跡を各地の神社や聖地にみる本。天孫降臨が持統から文武への譲位の正当性のためのものというのは知っていたけど、ヒトコトヌシのエピが葛城氏を滅ぼし彼らの祭祀権を取り上げられたものというのはなるほどな~と。神話の起源が天武持統ってはっきりしてるのって割と珍しいような気がする。ハングルの作成者が世宗って分かってるのと同じくらいなんかすごいな…。それより前の各地の神話、消されてしまった神話がどんなだったかも知りたかったなあ。2023/12/24

ムカルナス

9
古事記の神話を読み進めながら各地の所縁の神社を訪ねる。古事記は天武朝期に政権を確立するべく全国各地に伝わる伝説や伝承をもとに創作された天皇家の物語だが、根も葉もない話ではなく、実際はこのような事件があったのを脚色しているのでは・・と筆者は想像し、各地の神社の由緒から古事記のネタになった伝説があったのでは?もしくは後世に古事記に合わせて創建されたのでは?と推理していく。戦前の教育を受けた世代ほどには身近に感じられない神話だか歴史と紀行を組み合わせることによって興味がもてる本になっている。2023/09/02

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