内容説明
平穏な街に忍びよる巨大な陰謀。渾身の傑作警察小説
大分の城下町で善良な市民が殺された。必死に犯人を追う警察だったが、同時期に東京で起きた殺人との関連が指摘され事態は急変する。
※この電子書籍は2020年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつ
26
話が公安のことになると何でもありになっちゃうな。面白いけど。2023/08/13
nem-nem
3
司書の方のおすすめということで読んでみた。う~ん、ちょっと盛りこみすぎなのかな?後半、事件の全容が解明されても理解しにくい。それと全編会話が大分弁でまだるっこしい。(人間いつもいつも方言で話すとは限らないのに。たとえば警察の取り調べとか) 大きなイベントを控えた情緒ある観光地。伝統工芸のマイスターであるヒロイン。犯罪など起こりようもないような、知る人ぞ知る地方の小都市で起こる、驚愕の大事件という描き方。2023/11/20
mikoto_oji
0
どこに行くのかなあと思っていたら、公安だった。公安になると怨恨が割増されますね。個人的には公安が落とし所になってほしくなかったかなあ。ラストも違う終わり方を期待してました。2023/09/27
こいきんぐ
0
言葉の最後まで意味がしっかり込められている。今まではきちんと読めていなかったんだと気付かされた。今回は完全攻略できてとても満足。杵築に機会があればいつか行ってみたいと思った。面白かった。2023/08/15