先生2.0 - 日本型「新」学校教育をつくる

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先生2.0 - 日本型「新」学校教育をつくる

  • 著者名:能澤英樹【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 株式会社さくら社(2023/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784908983696

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内容説明

教員の働き方改革、学校のアップデートを実現するために全教育関係者必読の一冊。

著者は7/5に原告側が勝訴した富山県滑川市の教諭過労死訴訟で遺族を支援してきた富山県教職員組合前執行委員長。学校現場を内外から知りつくした上で、「このままでは立ち行かない!」と統計データなど豊富な資料に裏付けされた確かな現状認識をもとに、これからの学校・教員・子ども・学びの姿を描きます。教員の働き方改革、学校のアップデートを実現し、子どもたちの幸せと教員の幸せを両立するための現実的な提案が共感を呼ぶ、全教育関係者必読の一冊。

【著者】
能澤英樹
1964年生まれ
1989年から富山県魚津市の小学校に勤務(のべ6校)
2010年 朝日新聞「花まる先生」に国語の実践が掲載される
2016年から富山県教職員組合に勤務 中学校教員の過労死事案にかかわる
2022年から魚津市立よつば小学校勤務
NPO法人「School Voice Project」 理事
NPO法人「共育の杜」 学校の働き方改革推進チーム所属
著書『学習課題の見える化で学力アップ!驚異の板書ツール「課題ボード」入門』(明治図書、2014年)
開発した教具「課題ボード」は内田洋行から販売中

目次

序章
第Ⅰ章 学校と子どもたちの姿
1 学校の姿
2 ここ30年間で起きた学校の変質
3 子どもたちの姿
第Ⅱ章 論点整理
1 制度はどうなっているのか
2 「自由」と「平等」の二律背反
第Ⅲ章 未来の学校を描く
1 教員の多忙を解決する
2 撤退戦のすすめ方
3 子どもたちの学びの質を変える
4 仕事の「質」を変える
終章 ぼくたちは無力じゃない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taku

2
う~ん……。 なぜブラック校則ができたのか。その背景には学校のシステムの問題があったことなど、わかりやすく書かれている。 筆者の改善提案には、一部賛成。ただ、現場(一担任)としてできることはもっと具体的で小さなことの積み重ねからではないかと思った。2023/10/19

kootyann

0
やりがいと同時に、だからこそ蓄積されてきた厳しさ満載の教育現場。そうなった原因への考察と、受け止め方。そして向き合い方についての著者の意見が、丁寧にまとめられている本です。/一定のまとまりをもった、このような書籍の存在は、とても価値があると思います。自分が現状について考える「基準点」の参考となる一冊。/一般的な大人の読書数も非常に少ないと言われて久しい昨今。超多忙な教師も、日常的に読書時間を取れている人は少ないと感じます。現場での経験や身近な人の話だけでなく、書籍を通して幅広い考え方に触れて欲しいです。2024/03/18

ko

0
賛同するところもあればそうでないところもあった。職場や学校教育に良いノイズを生んで広がっていってほしい。 一つ気になったのは、「子どもたちの権利を「認め」」って表現。「子どもたちの権利を「守り」」じゃないか?権利を認めるってすごく権威的な表現に思えた。2024/01/28

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