内容説明
東京オリンピックに向け、注目が集まる“昭和という時代。
高度成長期という特別なその時代ならではの、匂い、空気を
たっぷりと感じられる、建築さんぽ本ができました!
元祖タワマン、昭和最先端ワンルーム、宇宙船のような丸窓、職人技が光るタイル…
昭和の匂いを色濃く残す、ビルやマンション。
高度成長期に生まれた、カッコイイ愛すべきビルやマンションの
建て壊しが激しく進む…!
“本物のモダンを感じる、今こそ見るべき、東京の名建築48選。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
79
モダン建築良いですね~♪。村野藤吾一押しなので日生劇場や目黒区総合庁舎が載ってるので嬉しい。(目黒区総合庁舎は以前は見学会があったそうなので、今年実施して頂きたいけれどされるかを問い合わせした。)あとは丹下さんの静岡放送東京支社ビルやカトリック東京カテドラル関口教会が面白い!2018/02/08
夜長月🌙新潮部
66
出掛けたくなる建物がいっぱい。「モダン建築」とは何か。定義することは難しいのですが一つは昔ながらではない、従来にない建築物ということになるでしょう。未来的な「ヤクルト本社ビル(設計:圓堂政嘉)」。そそりたつ円筒「パレスサイドビル(林昌二)」。自由な発想、魅惑の螺旋階段「東京日仏学院(坂倉準三)」。モダン黄金期の象徴「東京カテドラル関口教会(丹下健三)」。今も新しい「東京オリンピック会場(芦原義信、村田政眞)」。2018/03/22
なる
42
都内近郊にあるミュージアムを巡りまくっていると、次第に美術館や博物館だけでなく史跡などにも出逢う機会が多くなってくる。この上で建築にまで手を伸ばすと際限がない。だから建築めぐりを個人で行うことはしない…と決めているはずなのにどうしてこの本を手に取ってしまっているのだろうか。この本に出てくる建築のいくつかを既に訪問している事実を知って震えている。そして初めて見た物件に対して「ここは未チェックだったな」とブックマークしてしまっている自身の行動が信じられない。引き返さないと。建築に行ったら戻れなくなる。2023/01/25
クリママ
39
戦後から1970年代に立てられたモダン建築約40棟が、日比谷、上野、新宿など5つのエリアに分けられ、写真と解説とともに紹介されている。地図もついている。ユニークで意匠を凝らした外壁は、ビルの名前はわからなくても、見たことのあるものが多い。内部の階段などもデザイン性高く、懐かしさもある。できたばかりの代官山ヒルサイドテラスに行ったときは、なんてかっこいいと憧れた。う~ん、でも、微妙な築年数、年代とともに重厚感が増すとは言えず、メンテナンスがしっかりなされないと難しいことになってしまいそうな…2024/09/06
kawa
32
何気なく通り過ぎていたビル、視点を変えて切り取って写真で見ると、「何、これ、凄い!!!」のオンパレード。帝国劇場や日生劇場の美しさに息を呑む。写真が凄すぎて、実物はさほどでない不安もあるけれど、意識して訪れてみよう。2018/06/28
-
- 電子書籍
- 溺れるバニラ 分冊版 1 ジュールコミ…
-
- 電子書籍
- 二度目の人生を異世界で【分冊版】 53…