内容説明
「構いません。どんなあなたも愛しています」冤罪をかけられた双子の妹の身代わりに死んだはずのオフィーリアは気付くとその二ヶ月前に戻るループに陥ってしまった。二度目の生で氷剣の遣い手の騎士レスターに結婚を申し込まれた彼女は、彼に秘密を打ち明け妹の冤罪を晴らす協力を得るが失敗する。レスターとの出会いと別れを繰り返すうち彼を信頼し愛するようになるオフィーリア。九度目にやっと事件の黒幕の目星が付き!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルーシー
4
双子の妹の冤罪の身代わりで処刑されるループにはまったヒロイン。毎回処刑の２ヶ月前に戻り、求婚者の氷剣の騎士のヒーローと冤罪回避に挑むがうまく行かず…。ループを繰り返すうちにヒーローへの気持ちが育ち、後に残された人たちのことも考えるようになるヒロインの成長と記憶にない自分自身に嫉妬するヒーローの対比が面白かった。犯人探しやどう決着するのか、最後まで楽しめました。 ループの原因が彼だったとは…。2023/07/24
