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内容説明
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組織は様々な視点から捉えることができますが、本書は「組織の内部で働く個人の視点」から、組織のメカニズムを解説します。組織は、個人では実現できないプロジェクトを可能にします。組織を運営する際、モチベーション、リーダーシップ、組織文化など様々な課題に直面します。組織における個人の行動から、経営戦略との関係、組織変革まで、経営組織に関わる重要なトピックスを網羅的に取り上げました。
目次
I いろいろな組織の捉え方 多様な組織観を探る
II 組織のなかの個人
III 個人と組織とのかかわり合い
IV 集団の機能と組織
V 組織におけるリーダーシップ
VI 組織文化
VII 経営組織の設計
VIII 経営組織の動態化 組織改革
IX 組織全体の方向づけと働く個人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
康功
20
経営学の基礎を網羅的に事例を 絡めて説明している著書。 研修資料として読了しましたが、完全理解までには後、数回 読まねばなりません。2016/03/02
わわわべ
4
組織について網羅的かかれていて、基礎の確認と頭の整理に向いた本。分量の問題で各論点は掘り下げられていないので、多少かじった程度の自分には分かりにくい部分もあった。 組織の中に自分があるのではなく、自分の中に組織がある。自己成熟サイクル(思い込みサイクル)。ケネディ一派のグループシンク。職能性組織→事業部制組織に変わったデュポン社の例。不確実性が増す→手順と規則で対応ができない→権限を下位に移譲する→コントロールのために目標設定→目標内の自由裁量。2017/08/16
hajihaji
3
経営組織について、そこに関わる個人の視点から網羅的に書かれている。数多くの参照文献が示されており、自身の興味を掘り下げるためにも大変参考になる。 最後の「レトリックに現実のフレーバーをもたらすのは、読者一人一人の実践的課題」という言葉は正にその通り。動機付けられた。2018/08/08
mambo_no5
3
「組織」という言葉には多様な定義が並立している。それを示したうえで筆者は、内部で働く個人の視点から見た組織のメカニズムを解説している。網羅的で引用も多いので、学習の取っ掛かりとして良い。2016/05/01
shin
3
経営組織の研究が体系的にまとめられている。どこから手をつけていいかわからなくなった時に見通しを得る本。2016/02/02