近代日本の戦争と政治

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近代日本の戦争と政治

  • 著者名:三谷太一郎
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 岩波書店(2023/08発売)
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  • ISBN:9784000284400

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内容説明

日清戦争から冷戦後の時代にかけての百年間に,近代日本が経験した戦争と戦後との関係を,政治の変化に着目して考察する.近代日本の戦争は,時として既存の政治体制に対して大きな変革をもたらしたことを,戦時体制下の軍事化・民主化・植民地化の過程と,戦後体制におけるそれらの過程の連続と逆転を追跡しながら検証する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

I 戦時体制と戦後体制 日清戦争から冷戦まで
日清戦争百年 一九九四年の時点からの考察
戦時体制と戦後体制
II 戦争の時代の政治とイデオロギー
日本における「地域主義」の概念 ナショナリズム及び帝国主義との関連についての歴史的分析
満州国国家体制と日本の国内政治 戦時体制モデルとしての満州国
独ソ不可侵条約下の日中戦争外交 イデオロギーと権力政治
III 天皇と天皇制
日本近代化と天皇制
昭和期の政治と天皇
天皇機関説事件の政治史的意味
宮廷政治家の論理と行動 『木戸幸一日記』に見る重臣イデオロギー
和辻哲郎の「尊皇思想」
IV 戦争の時代と知識人
吉野作造と現代
南原繁百歳
反歴史主義的歴史観 田中美知太郎『時代と私』についての一感想
普遍主義的経験論者 ジョージ・B・サンソム『西欧世界と日本』をめぐって
第二次世界戦争前夜のヨーロッパと岡義武
戦争の時代についての少数派知識人の回想 岡義武の場合
吉野作造と丸山眞男
青春期の学問と老年期の学問 「あとがき」の「まえがき」として
あとがき
初出一覧
岩波人文書セレクションに寄せて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

obanyan

3
「本書の主題の一つは戦争の体制変革作用である。戦争を通じて作られた戦時体制によって、「戦前」と「戦後」は連続するとともに切断される。」「戦争の体制変革作用は平和の体制変革作用に転化することによってのみ持続する。それがカーのいう「平和の条件」である。歴史上ヨーロッパにおいても日本においても平和の体制変革作用が顕著に見られた時代もあった。しかし近代日本においては、戦争の体制変革作用は平和の体制変革作用よりも明らかに強かった。」(続)2017/05/08

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