パルミジャーノをひとふり――イタリア旅ごはん帖

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パルミジャーノをひとふり――イタリア旅ごはん帖

  • 著者名:貝谷郁子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 亜紀書房(2023/07発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750517902

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内容説明

〈イタリア式料理の知恵があなたの人生を楽しくする〉

家庭で、農園やワイナリーで、市場やレストランで……話して、味見して知った、シンプルだけど味わい豊かな食文化。料理研究家がつづる幸せな“旅のおすそわけ”


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「イタリアから帰ると、家族や友人におみやげのかわりにその旅で出会った料理の中から印象的でおいしかったものを作っている」

30年以上にわたってイタリア通いを続ける料理研究家がつづる〈旅のおもてなし〉35篇。

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【目次】
◆はじめに

〈ⅰ〉
■元気をくれるトマトソース
■パスタの楽しみ
■ゆで過ぎ野菜の大発見
■カルボナーラの授業
■煮込みに煮込んだスープパスタ
■味噌とオリーブオイルの出会い
■イタリアのリゾット、日本のリゾット
■地味なリゾット、派手なリゾット
■ピッツァ窯の前で
■ピッツァ占い
■フォカッチャに覚醒

〈ⅱ〉
■硬いパンの転生
■いつまで焼くのフリッタータ
■きのこのフルコース
■ミラノ風カツレツ今昔物語
■サルシッチャ・マジック
■カニカマよ、こんなところに
■披露宴の翌日は
■サラダは刺身か白ごはんか
■オリーブころころ
■全国区のパルミジャーノチーズ
■甘酸っぱい島

〈ⅲ〉
■目覚めのカフェラッテ
■無塩朝食
■エスプレッソは飲み物じゃない
■甘々レモンティー
■砂糖感覚
■イタリアの柿使い
■シチリアの有名人
■ふたつの「ミルクの花」
■市場歩きから
■ワイン蔵のジュース
■いつもワインと水を
■グラッパは「微量」の奇跡
■リモンチェッロは梅酒

◆おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

125
30年以上にわたり「イタリア通い」をして地元の人たちと料理と食事を共にしてきた。和風の食材で「和イタリアン」を生み出し、味噌とトマトソースを合わせたパスタはイタリアでも好評だったらしい。本書ではイタリア各地で印象に残った料理、調理、食材を数多く紹介している。パルマで食べたパルミジャーノチーズ、シチリアのお菓子カンノーリ、ローマのジェラート屋ジョリッテイで食べたミルクの花、絶品だったヴェネツィア風海の幸のリゾットなど。地域によって色々あるが、イタリア人の好物はやっぱりトマトソース系のパスタが一番だそうです。2023/05/26

榊原 香織

57
食べ物エッセイは読んで楽しい。イタリアなおさら。 野菜をくたくたに煮るのは、その方がオリーブ油に馴染むかららしい レモンチェッロは梅酒みたいに各家で作るもの 作ってみたい2023/09/22

baboocon

13
著者がイタリアで出会った現地の料理の数々。くたくたのブロッコリーソースのパスタ、本場の出来たてのカルボナーラ、焼きすぎじゃないと心配するほど焼くフリッタータ…。どれも美味しそうでイタリアに行ってみたくなる。他地方の料理はあまり作らないというイタリア人だが、パルミジャーノチーズだけは全国区、しかもその消費量が月にキロ単位と半端じゃない。パルミジャーノって日本でいうカツオ節みたいな旨味の素だけどカツオ節以上の存在感のようだ。柿はイタリアでも「カキ」というのは初耳だった。日本から入ってきた言葉らしいけど面白い。2024/03/26

Acha

8
イタリア現地ご飯の本。思いの外しっかりレシピあり、色々真似してみたくなる。文化とそれを育む気候、環境。日々の食事が食文化であることを改めて意識した。美味しさは思い出とともに。2023/11/14

お抹茶

1
イタリアでの料理エッセイ。イタリア人に好物を聞くと,多くがトマトソース系のパスタと答える。ご飯と味噌汁の感覚に近いようで,少量の玉葱はトマトの酸味を和らげる。オリーブオイルがよくなじむように野菜は茹で過ぎにする。カルボナーラはとにかく早く食べるべきで,生クリーム,玉葱,白身は入れない。フリッタータは,焦げ目がつくくらい野菜を炒めるとおいしい。朝ご飯にはビスケットやブリオッシュなどの甘い食べ物にカフェラッテで,塩味アイテムがない。エスプレッソは飲み物ではなく元気づけという位置づけ。2025/05/24

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