内容説明
2021年12月、63年ぶりに日本の誕生石に新たに10種が加わった。新しく誕生石となった宝石鉱物は、これまでと違い、ぐっと身近な石たちだ。これらはどのような個性を持っているのだろうか。美しさと希少性に加え、傷ついて美しさが損なわれない堅牢性を兼ね備えた鉱物である宝石たちを、地質調査所(現・産業技術総合研究所地質調査総合センター)で、長年鉱物の研究に携わってきた著者が、科学的な視点で解き明かす。
目次
はじめに
第1章 春
4月 モルガナイト
4月 ダイアモンド
5月 エメラルド
5月 ひすい
第2章 夏
6月 アレキサンドライト
7月 スフェーン
8月 スピネル 「7月 ルビー」からの独立
8月 ペリドット
第3章 秋
9月 ブルー・サファイア
9月 クンツァイト
10月 オパール
10月 トルマリン
11月 トパーズ
第4章 冬
12月 ジルコン
12月 タンザナイト
12月 トルコ石
12月 ラピスラズリ
1月 ガーネット
2月 キャッツアイ そのお仲間と共に
2月 アメシスト
終章 春めぐり来て
3月 ブラッドストーン
3月 アイオライト
3月 アクアマリン
羽ばたけ、新しい宝石たち
おわりに
文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ganesha
4
鉱物研究者による、63年振りに改定されて10種が増えたという誕生石の魅力が語られた一冊。ラピスラズリは欧州では産出せず、海を渡ってやってくるからウルトラマリンということ、アメ「シ」ストはラテン語アメシストゥス(酒に酔わせない)にちなんで、悪酔いを防ぐことなど雑学を楽しみつつ眺めた。カラー図版がもっと見たい。2023/08/24
Humbaba
2
誕生石と一言に言っても、その種類は様々である。それらは種々の魅力を持ち、持つ人の心を楽しませたり、前向きにしたりする力を持っている。何も知らない状態で見るとよくわからないと感じるかもしれないが、調べていくことで様々なことが明らかになり、一層興味が増してくることも多い。そうやって一度鉱物にはまってしまうと、その魅力から抜け出すことは難しい。また、そもそも抜け出そうという気持ちにもならない。2024/05/28




