内容説明
丸山宗利(九州大学総合研究博物館准教授)さん推薦!
「美しいけどおそろしい
おそろしいけど美しい
ムカデから、改めて日本の自然の豊かさを知りました」
オオムカデは武神・毘沙門天の使い!? ムカデは小判にもなっている!?
オオムカデ目全種、
未記載種を含む百足百種(むかで100種)を掲載!
貴重なムカデの生きた姿をフルカラー完全撮り下ろし!
ムカデの生態や採り方、見分け方ほか
ムカデが気になるすべての人に贈る、本邦初のムカデ図鑑
■カバーデザインについて
「福を招くむかで」
昨今でこそ嫌われ者のきらいがあるムカデですが、御福蜈蚣(おふくむかで)という名で大層な縁起物としてお寺で生きたムカデが授与される(売られる)時代もあるほどでした。そんな招福虫がいっぱい詰まった本なので、その福が逃げないようムカデの水引で大事に包みました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
166
表紙の水引が蜈蚣になっているので、読みました(笑) 蜈蚣が3,000種もあるとは思いませんでした。20㎝オーバーの大きな蜈蚣が大量発生したら厭だなぁ。 https://www.ohtabooks.com/publish/2023/07/19161323.html2023/09/08
kinkin
89
昔、御福蜈蚣(おふくむかで)と呼ばれお寺などで高く売られていたということを知っただけでも読んだ価値あると思った。虫嫌いではないけれどムカデやゲジは出会いたくない。虫嫌いの人なら絶対に読むことはないし読まない本であろう。それにしてもムカデといっても本が1冊できる種類がいることに驚いた。噛まれた人にきくとかなり痛くて腫れるらしい。古い納屋や倉庫の片隅にいるのを見たことがあるけれど今まで一番驚いたのは家内の実家の押し入れから飛び出してきたこと^^ 図書館本2023/09/16
たまきら
37
読み友さんの感想を読んで出会えた、ムカデ愛好家による図鑑です。著者は科学者ではないかもしれませんが、美しい写真と飼育者にしかわからない情報満載の愛がこもった一冊は、とても魅力的です。ムカデに恐怖心はなかったんですよ、キャンプ中に顔の上を歩かれるまでは…かまれなかっただけ幸運だとは思うんですけどね。しかしこの本のおかげでなんで武田信玄がムカデの旗を使っていたのか納得しました。毘沙門天様かあ!後ずさりしないからだと思ってました。満喫満喫♪2023/09/19
ふう
13
色々勉強になったがゴキブリよりもだめだったかも(笑)。表紙はかなりおしゃれで誰かにプレゼントしたいくらい。あくまで表紙は(笑)2023/08/31
クサバナリスト
11
表紙はオシャレ。ムカデのデザインの水引。 御福蜈蚣、縁起物として、売られたこともあるのか? それにしても、こんなに種類があるのか!2023/09/18