射精責任

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射精責任

  • 著者名:ガブリエル・ブレア/村井理子/齋藤圭介
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 太田出版(2023/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778318789

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内容説明

全米騒然
ニューヨークタイムズ・ベストセラー
世界9カ国で翻訳
刊行前からSNSで話題沸騰!

望まない妊娠は、セックスをするから起きるのではない。

女性の50倍の生殖能力を持ち、
コンドームを着用したセックスは気持ち良くないという偏見に囚われ、
あらゆる避妊の責任を女性に押し付ける男性が、
無責任な射精をしたときのみ起きる。

望まない妊娠による中絶と避妊を根本から問い直す28個の提言。

「セックスをする人、セックスをしたい人、あるいは将来セックスをするかもしれない人を育てている人にとって、必読の書」(ワシントン・ポスト紙)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

121
こりゃまた凄いタイトルだなと思い手に取りましたwww。著者の主張の根拠は、女性の避妊に係る身体的且つ、精神的負担が男性のそれと比べて圧倒的甚大である、とのこと。確かに、これは肯けます。そうすると、「性教育の強化」や「健全な男女関係(性関係も含む)」などが言及されがちですが、人間の3大欲求はそう簡単に制御できるものではないと思います。特に後者については、例えば、避妊具ナシでパートナーから行為を求められた場合、嫌われたくなかったりパートナーの(続く)2024/03/12

どんぐり

88
すべての望まない妊娠の原因は無責任な射精にある、すべての望まない妊娠の原因はすべて男性にある。この警句をもって発する「射精責任」。責任ある射精をせよ、という性教育本である。女性の卵子は毎月24時間だけ受精が可能、それに対して精子は腟内で最長5日間生き続ける。排卵がコントロールできないのに、射精はコントロールできる。自分の体にも、男性の体にも、責任をもつのは常に女性である。女性は妊娠から途中退場できない。→2024/06/18

R

76
アメリカにおける中絶問題の解決提案としての一冊。そもそも望まない妊娠をどう防ぐか、またその場合の不幸を女性ばかりが負わなくてはならない現状をどうしたらよいか、男性至上主義的な観念への挑戦でもある内容だが、まったくその通りだなと思う内容だった。中絶の是非が、日本とまるで違うというのがよく理解できたのだが、それ以上に、不幸な妊娠が多すぎるのではないかとも感じた。日本では中絶があるから目立たないだけで事象としては起きているのか、そうだとしたら、男性の責任でもあるが、生物の根元的問題ではないか。2024/02/07

やいっち

71
中絶の是非を論じる前に、先ずは本書を読むべし。 「望まない妊娠は、セックスをするから起きるのではない。 (中略) 女性の50倍の生殖能力を持ち、 コンドームを着用したセックスは気持ち良くないという偏見に囚われ、 あらゆる避妊の責任を女性に押し付ける男性が、 無責任な射精をしたときのみ起きる。」2023/12/01

キク

65
女性である著者はいう。「中絶は望まない妊娠が原因であり、望まない妊娠の全ての原因は男性にあるのに、女性を中絶議論の中心に置くのは間違っている。望まない妊娠は、男性が無責任に射精した場合にのみ起きる。これを予防することは男性にとって難しくない」そのとおりだ。この単純な事実がなんで社会のコンセンサスになってないんだろうと考えてみたら「教育として射精と避妊について学んだことがない」と気がついた。メンノンかポパイあたりで学んだ気がする。商業ベースでしか性を学んでないって問題だと思う。学校でこの本を読ませた方がいい2024/11/12

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