射精責任

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射精責任

  • 著者名:ガブリエル・ブレア/村井理子/齋藤圭介
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 太田出版(2023/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778318789

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内容説明

全米騒然
ニューヨークタイムズ・ベストセラー
世界9カ国で翻訳
刊行前からSNSで話題沸騰!

望まない妊娠は、セックスをするから起きるのではない。

女性の50倍の生殖能力を持ち、
コンドームを着用したセックスは気持ち良くないという偏見に囚われ、
あらゆる避妊の責任を女性に押し付ける男性が、
無責任な射精をしたときのみ起きる。

望まない妊娠による中絶と避妊を根本から問い直す28個の提言。

「セックスをする人、セックスをしたい人、あるいは将来セックスをするかもしれない人を育てている人にとって、必読の書」(ワシントン・ポスト紙)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

103
こりゃまた凄いタイトルだなと思い手に取りましたwww。著者の主張の根拠は、女性の避妊に係る身体的且つ、精神的負担が男性のそれと比べて圧倒的甚大である、とのこと。確かに、これは肯けます。そうすると、「性教育の強化」や「健全な男女関係(性関係も含む)」などが言及されがちですが、人間の3大欲求はそう簡単に制御できるものではないと思います。特に後者については、例えば、避妊具ナシでパートナーから行為を求められた場合、嫌われたくなかったりパートナーの(続く)2024/03/12

やいっち

69
中絶の是非を論じる前に、先ずは本書を読むべし。 「望まない妊娠は、セックスをするから起きるのではない。 (中略) 女性の50倍の生殖能力を持ち、 コンドームを着用したセックスは気持ち良くないという偏見に囚われ、 あらゆる避妊の責任を女性に押し付ける男性が、 無責任な射精をしたときのみ起きる。」2023/12/01

R

65
アメリカにおける中絶問題の解決提案としての一冊。そもそも望まない妊娠をどう防ぐか、またその場合の不幸を女性ばかりが負わなくてはならない現状をどうしたらよいか、男性至上主義的な観念への挑戦でもある内容だが、まったくその通りだなと思う内容だった。中絶の是非が、日本とまるで違うというのがよく理解できたのだが、それ以上に、不幸な妊娠が多すぎるのではないかとも感じた。日本では中絶があるから目立たないだけで事象としては起きているのか、そうだとしたら、男性の責任でもあるが、生物の根元的問題ではないか。2024/02/07

りんご

55
「男いい加減にせえよ」のスタンスで書かれてるので、自分が割をくっている、蔑ろにされているのではないか?と僻むような気持ちになってしまいます。ほいでも言っとることは真っ当で、繰り返し言いたくなる気持ちもわかる。頭固くなる前の若者が読むと受け入れやすいかな。って事で、我が子たちマジでこれ読みなよねえ。2024/04/01

たまきら

54
女性の中絶が保障されなくなったアメリカで、この本が大きな話題になるわけです。痛快で、シンプルで、正論。「妊娠したら男が逃げた」な現実、男性の欲望が最優先される現実。さあ男性も女性も、そろそろ女を取り巻く現実に気づく時間です。素晴らしいWake-up-callであり、教科書。ハンドブックにして高校生に無料配布すべき。そして法整備すべき。「性的同意」からもう一歩踏み込んで女性の望まぬ妊娠出産・ワンオペ育児を改善しない限り、少子化は進むと思います。ちなみに著者、6人お子さんがいるビッグママ。すげえ。2023/12/13

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