最強の漫才 東大と吉本が本気で「お笑いの謎」に迫ってみた

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最強の漫才 東大と吉本が本気で「お笑いの謎」に迫ってみた

  • 著者名:東京大学×吉本興業【編】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2023/07発売)
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  • ISBN:9784065325568

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

理論派の芸人たちが語る「漫才の秘密」。
研究のプロたちが解き明かそうとする「漫才の構造」。
漫才は技術か? アートなのか?
お笑いファンから芸人志望者まで必読の、新しい「漫才論」。
この1冊で、「M-1グランプリ」応援がますます楽しくなる!!

【本書の主な内容】
◆「ベタは最強 アホは才能」――笑いの秘密を語ろう(NON STYLE 石田明)
◆芸人のSNSアカウント相関図から「売れる芸人の戦略」がわかる?(東大大学院 坂田一郎)
◆ど真ん中よりちょっと外がいい? 芸人が知らない「本当の位置と売れ方」(ゆにばーす)

◆「究極の内輪人間」だから僕は勝てた(マヂカルラブリー 野田クリスタル)
◆面白い「つかみ」で漫才の「本ネタ」はどこまで影響される?(東大大学院 植田一博)
◆漫才の「つかみ」は挨拶に似ている?(トータルテンボス)

◆「屁とお経とパンタグラフ」見えた! お笑いの原点(笑い飯 哲夫)
◆M-1の勝者をファンのビッグデータで予測できるか?(東大大学院 浅谷公威)
◆科学ではとらえきれない「魔物」がM-1には存在するのか?(オズワルド)

◆特別企画 2023年のM-1勝者をちょっと強引に予測してみた
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目次

◆「ベタは最強 アホは才能」――笑いの秘密を語ろう(NON STYLE 石田明)
◆芸人のSNSアカウント相関図から「売れる芸人の戦略」がわかる?(東大大学院 坂田一郎)
◆ど真ん中よりちょっと外がいい? 芸人が知らない「本当の位置と売れ方」(ゆにばーす)
◆「究極の内輪人間」だから僕は勝てた(マヂカルラブリー 野田クリスタル)
◆面白い「つかみ」で漫才の「本ネタ」はどこまで影響される?(東大大学院 植田一博)
◆漫才の「つかみ」は挨拶に似ている?(トータルテンボス)
◆「屁とお経とパンタグラフ」見えた! お笑いの原点(笑い飯 哲夫)
◆M-1の勝者をファンのビッグデータで予測できるか?(東大大学院 浅谷公威)
◆科学ではとらえきれない「魔物」がM-1には存在するのか?(オズワルド)
◆特別企画 2023年のM-1勝者をちょっと強引に予測してみた

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

15
お笑い×AIデータサイエンスという変わった本。読んでいて、ずっとイライラしていた。それは「ゆにばーす」の2人が、カメラマンに謎なポーズや表情を要求されて、「ゆにばーす」なりにその要求に応じて繰り出す謎なポーズや表情がその原因かと思われる。川瀬名人のグラビアって必要か?。…さて、通読して感じたことは、お笑いの「スキル」化はお笑いにとって良くないということ。汎用的なお笑いの底上げにはなるけど、芸道から外れていく気がする。ゆにばーすはゆにばーすで良いし、オズワルドはオズワルドで良いような世界…スピノザ的な…2025/05/08

jjm

6
笑いの再現性というのが主なテーマ。お笑い関係では個人的に初のややアカデミックな書籍。ファン層が似ている芸人相関ネットワーク分析、「つかみ」が「本ネタ」に与える影響の定量分析、ビッグデータ(ツイッターいいね、チケット販売数等)によるM-1勝者予測(精度は高くはない)は興味深い。笑いの再現性について、ノンスタ石田さん、マヂラブ野田さん、笑い飯哲夫さんはともに日によっても客層によっても違うので「ない」という一方、野田さんはAIは無限の可能性とも。哲夫さんは音楽や絵画も人によって評価は変わると。まったくその通り。2024/12/27

paluko

6
NON STYLE・石田氏の緻密なお笑い論(7頁~)。マヂカルラブリー・野田氏はプログラミングもやっており「プログラミングは、基本的には作るものの半分がバグです」(51頁)と、笑い飯・哲夫氏は「僕は6足のわらじ(芸人・塾経営者・農家・仏教マニア・花火開設者・わらじ作り)を履いてるんで」(82頁)と言う。うすうす感じてはいたけどやっぱりお笑いはジャズ並みに進化深化分化しているのだなと。サンシャイン通りでしょっちゅう遭遇するお笑いライブ、一度入ってみたいのだけどますますハードルが上がってしまったよ(涙)。2023/11/06

ぷくらむくら

3
芸人さんたちのインタビューは面白かったが、ビッグデーターを用いた解析結果がいまいち。2023/11/12

3
統計学や心理学の研究者とM-1出場経験のある漫才師たちとのコラボ企画。 NONSTYLE石田、マヂラブ野田、笑い飯哲夫らのインタビューが純粋におもしろく、最後のM-1優勝者予想は、予想こそ月並みだが、ちゃんと統計学をしていて(学問的に)おもしろい。2023/08/05

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