実験医学<br> がん治療標的の新星 スプライシング異常 - non-coding領域、スプライシング因子の変異

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実験医学
がん治療標的の新星 スプライシング異常 - non-coding領域、スプライシング因子の変異

  • 著者名:吉見昭秀【企画】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 株式会社羊土社(2023/07発売)
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  • ISBN:9784758125703

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内容説明

がんの治療標的として近年急速に脚光を浴びる,イントロン領域やスプライシングを実行する因子の変異.メカニズムの最新知見と多角的に進む治療応用の最前線を解説/免疫のもうひとつのブレーキ「制御性B細胞」

目次

【目次】
<特集>
がん治療標的の新星 スプライシング異常 non-coding領域、スプライシング因子の変異から挑むがんの病態解明と創薬
企画/吉見昭秀

概論ー新しいがん研究領域としてのRNAスプライシング異常
造血器腫瘍に頻発するスプライシング因子の遺伝子変異
固形腫瘍におけるスプライシング異常
マイナーイントロンのスプライシング異常と発がん
遺伝子変異に起因するスプライシング異常とその検出
スプライシング異常を標的としたがん治療
スプライシング阻害薬の歴史と現在地
スプライスネオ抗原誘導によるがん免疫療法の展開

<いま知りたい!!>
免疫のブレーキ“制御性B細胞”研究から疾患制御へ

<2023年ウルフ賞解説レビュー>
糖尿病・肥満症治療に革命を起こしたGLP-1研究とDrucker博士
菅さんウルフ賞受賞のお祝いに寄せて

<連載>
News & Hot Paper Digest
微小管の新しい修復メカニズム
新たな記載から新たな発見へ:核小体新コンパートメントの発見とrRNAプロセシング制御
脳腫瘍細胞が脳神経回路をリモデリングする
研究留学のすゝめ2023 ー海外で論文を執筆するということ

カレントトピックス
何が動物種間の発達速度の違いを生み出しているのか? ーミトコンドリアによる神経細胞の発達速度の制御
微小管依存的なアクチン核形成因子の液-液相分離による,時空間的な上皮バリア制御
STING炎症シグナルの終結分子機構 ー新規細胞内分解システムの発見
ヒト加速領域(HAR)の機能と進化を機械学習により検証する

クローズアップ実験法
フローサイトメーターのスペクトル解析と蛍光補正解析の違い ー原理の理解と比較実験の結果について

研究留学の技法2023―不透明な時代を生き抜くための一歩を踏み出そう
知らなきゃ損するアメリカのDEI

サイレントエラーをなくす実験のコツ
機器の管理

ラボ百景
多様なバックグラウンドをもった仲間と多様性の研究を楽しむ

ラボレポート―留学編―
コロナ禍にも負けず挑んだアメリカ留学

Opinion-研究の現場から
合成生物学で知性は再構成できるか?

バイオでパズる!
ウサギとウナギ