内容説明
人工知能チャットボット「ChatGPT」の知られざる仕組みと基礎技術について、自らも質問応答システムの開発に携わる理論物理学者が詳細に解説。今も進化し続けるChatGPTが、将来的に人間の脳に匹敵する「思考の本質」を身につける可能性が鮮やかに示される
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
107
"ChatGPT"この言葉は去年まで見かけなかった。今年になって突然、世の中に現れ持てはやされている。与えられたテーマについて、大変もっともらしい、人間が書いたような文章を作り上げる。生成AIというらしい。で、どうして、そんなことが出来るのか説明しているらしいので読んでみました。でも、良く理解できず、途中から流し読み。予備知識なしに最初から奥の院、頭の中を知ろうとしたのが心得違い。まずは自分の頭の中から。『Newton』でも読んで勉強し、顔を洗って出直そう。2023/09/08
harass
48
気になっていた本。著者はAIなどで有名な人らしいがまったく知らんかった。ChatGPTはどうやって動いているかを解説。途中までの文章でも「次に続く単語はなにか?」を推察しているだけだという。複雑なことをやっているようにみえていた人間が文章を書くことは、「計算処理的に浅い」と考えて良いとのこと。まあ限界はあるのは確かなのだが。正直新書として非常に薄く読み物として不親切であるが、生成AIに関心があるなら。2024/03/27
なかしー
31
生成AIの仕組みがイメージ的には分かった。2024/11/28
塩崎ツトム
31
内容はとても難しい。著者が「ChatGPTそのものが何かを理解したりしているわけじゃない!」と言っているのはわかるけど、「その理由は○○で、この仕組みはかくかくしかじかで、さらに何々をしていることで自然な文章を……」と説明しているところからわからない。ぼくにリテラシーがない。2023/08/19
逆丸カツハ
30
ところどころわからないところがあったが、非常に面白く読ませてもらった。基本的にLLМは確率的に次の単語を予測するのであって論理に基づいて文を作成するのではない。形式論理学の成果の結晶である計算機がニューラルネットワークを構成することで、統計的な確率を用いて、結果的に言葉を論理で処理しなくなるというのは驚きだ。統計的な次の単語の予測から、論理による予測の間には、ヒュームの言うような問題、相関関係から因果関係の推測への跳躍と同様の困難が存在しているのではないかと思った。2023/12/30
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